- 海外開発のリアルと「スピードの壁」
- ■ 海外エンジニアの “夜中アラート文化” への反逆
- ■ そこで出会った “Serverless” という考え方
- ■ Serverless が「開発スピード」を必然的に生み出す理由
- ■ 僕が学んだ「海外で生き抜くための開発哲学」
- ■ これから海外に出るエンジニアへ伝えたいこと
- Serverless が海外現場で広がっていった理由
- ■ Serverless が海外で急速に支持された3つの “現場リアル”
- ① 人手不足の海外現場では、運用に人を割けない
- ② マイクロサービスとの相性が良く、チームの“独立性”が保てる
- ③ デプロイが早すぎて、改善スピードが上がる
- ■ 海外で体験した「Serverless移行プロジェクト」の裏側
- ■ Serverless は「技術」ではなく「働き方のアップグレード」
- Serverlessがもたらした“予想外の変化”
- Serverless時代にエンジニアとしてどう生きるか
海外開発のリアルと「スピードの壁」
― なんで俺だけ夜中にアラート飛んでくるの?から始まった物語 ―
海外でC#(WPF中心)エンジニアとして働く中で、一番衝撃だったのが 「スピードの基準が違う」 という現実でした。
日本の開発現場でももちろんスピードは求められますが、海外に出ると、それが “生活習慣レベル” で違うんです。
たとえば、僕が北米の開発チームに入って最初に言われたのは:
“Move fast. Break things. Fix fast.”
(早く動け。壊していい。すぐ直せ。)
この価値観、最初は正直めちゃくちゃ怖かったです(笑)。
壊していいって言われても、こっちは「え、壊したら怒られない??」と不安になる。
でもさらに驚いたのは、スピードを求める割に、
「オペレーションは楽にして当たり前」
と、みんなが本気で考えていることでした。
■ 海外エンジニアの “夜中アラート文化” への反逆
あるとき、.NETのAPIを抱えるチームに一時的に合流し、夜中に何度かアラートが飛んできた時期がありました。
(時差の関係で日本時間の深夜=アメリカの夕方、つまりちょうど負荷が高い時間帯)
毎回アラートに飛び起きて対応していると、翌朝、アメリカ側のリードにこう言われました。
“Why are you fixing it manually? Automate it, man.”
(なんで手で直してるの?オートメーションすれば?)
この衝撃。
「アラートが鳴った → エンジニアが起きて対応する」
という前提が、そもそも 文化として存在しない。
彼らはもっとドライで、
- スケール?自動化しよう
- 障害?自己修復すべき
- 人間が起きる必要?ないでしょ
という価値観が徹底していました。
■ そこで出会った “Serverless” という考え方
僕がそこで強烈に感じたのは、
「あ、これが海外で求められるエンジニアか」
ということ。
C#やWPFのようなデスクトップアプリ中心の開発がベースにあると、
どうしても “自前で構築する発想” が染みつきがちです。
でもクラウドネイティブな環境の海外では、
- “できるだけ作らない”
- “任せるところはクラウドに任せる”
- “アプリはビジネス価値に集中する”
という文化がかなり強い。
その象徴が Serverless。
海外のチームメイトがよく言うのは、
“We don’t deploy servers. We deploy features.”
(サーバーをデプロイしてるんじゃない、機能をデプロイしてるんだ。)
サーバー管理に時間を取られたくない、
運用で心を削られたくない、
深夜に呼び出されたくない、
だからServerless。
めちゃくちゃ合理的。
■ Serverless が「開発スピード」を必然的に生み出す理由
Serverlessはただの技術トレンドじゃなくて、海外の開発文化の一部になっています。
理由はいくつかあって、特に大きいのが3つ。
① 自動スケーリングと自己修復で “人間レスキュー” を無くす
サーバーの負荷でアラートが鳴る?
そんなのServerlessが勝手にスケールすればいい。
CPUスパイクで落ちる?
何台か落ちても勝手に新しいインスタンスが立ち上がる。
エンジニアは寝ていてOK。
海外だとこれは「普通」です。
② マイクロサービスとの相性が爆発的に良い
Serverless(FaaS)は “必要な分だけ動く小さなサービス” という性質を持つので、
マイクロサービスの設計思想に驚くほどフィットします。
- 小さく作る
- 独立してデプロイ
- 影響範囲が小さい
- すぐ直せる
結果、スピードがそのまま品質になる。
③ デプロイが軽い → 改修が早い → 心理的にも楽
Serverlessはデプロイがとにかく軽いです。
小さな関数を差し替えるだけのことが多いので、
- スピードが早い
- 恐怖が少ない
- どんどん改善する
海外のエンジニアが “Continuous Delivery は当たり前” と言う理由はここ。
■ 僕が学んだ「海外で生き抜くための開発哲学」
海外の現場で Serverless を通じて強烈に学んだことはひとつ。
“運用に時間を使うな。イノベーションに時間を使え。”
ということ。
日本だと「安定運用を保つ」ことが強めに求められがちですが、
海外では “運用は自動化して、価値を作る方に注力する” が鉄則。
Serverless は、その生き方を後押ししてくれる最強のツールでした。
■ これから海外に出るエンジニアへ伝えたいこと
C#やWPFを中心にやっていた僕でも、
Serverless やクラウドの文化に触れたことで、人生レベルで視野が変わりました。
- なぜ海外はこんなにスピードが早いのか
- なぜ夜中に呼び出しが少ないのか
- なぜ改善のサイクルが速いのか
その答えの大部分が Serverless 的な価値観 にありました。
テクノロジーの話でもありますが、
実は “働き方の話” でもあるんですよね。
Serverless が海外現場で広がっていった理由
― 「もうサーバー触りたくないんだよね」から始まる海外式開発文化 ―
海外でエンジニアとして働いていると、ある時期から明らかにチームの口癖が変わっていきました。
“Do we really need a server for that?”
(それ、本当にサーバーいる?)
最初は冗談だと思っていたのですが、どうやら本気らしい。
アメリカのクラウドカルチャーは極端で、
- できる限りサーバーを持たない
- 設定ファイルすら触りたくない
- OSのパッチ対応はもう絶対やらない
という思想が浸透していました。
C#(特にWPF)バックグラウンドから来た僕にとって、この文化は完全に衝撃でした。
WPFアプリを作るときなんて、
「設定ファイル?自分で管理するのが当たり前」
「サーバー性能?負荷を見てスケール決めるのが普通」
という世界だったので、価値観が180度違っていました。
■ Serverless が海外で急速に支持された3つの “現場リアル”
海外の現場では、Serverless はただの技術トレンドではなく、
“現場の課題に真っ直ぐ応える道具” として広がっていきました。
以下、僕が実際に体験しながら強く感じた3つの理由です。
① 人手不足の海外現場では、運用に人を割けない
海外の開発現場では、日本よりもエンジニアの流動性が高く、
「いますぐ人が欲しいのに全然見つからない」
という状況が普通に起きます。
その結果何が起こるかというと――
“運用に人を割く余裕がない”
夜中にインフラ担当を呼ぶ?
誰が?担当いないよ? みたいな状況も多い。
そのため、海外のチームでは、
- スケールは自動
- 障害復旧も自動
- ログ収集も自動
- 更新も自動
という世界が”前提“として進んでいきました。
特にAWS Lambda や Azure Functions のような
「イベント駆動 × 自動スケーリング」
の仕組みは、この現場のニーズに完璧にフィットしたのです。
② マイクロサービスとの相性が良く、チームの“独立性”が保てる
海外のチームは、とにかく “担当範囲を狭くする” 文化があります。
要するに、
- 他チームに依存したくない
- 自分たちのリリースに外部要因を持ち込みたくない
- 必要な機能は自分たちだけで完結させたい
という思想です。
そこで Serverless は相性抜群でした。
関数単位で API を作れるので、
部署ごとに小さな機能を独立して持つことができます。
僕が関わっていたプロジェクトでも、
- 決済だけ Lambda
- 通知は別チームが Functions
- 画像処理は Cloud Run
- ログ収集は別の小チームが構築
というように、完全分離していました。
その結果、
- 他チームのデプロイ待ちがゼロ
- 依存関係の調整も最小限
- トラブル時の影響範囲が局所的
という “海外らしいスピード設計” が成立していました。
③ デプロイが早すぎて、改善スピードが上がる
Serverlessのデプロイはめちゃくちゃ速いです。
これが海外の開発文化と相性が良すぎる。
特に印象的だったのが、
アメリカ人の同僚が言ったこの一言。
“Just ship it.”(まず出せ)
“If it breaks, fix in 5 min.”(壊れたら5分で直せばいい)
Serverless だと本当に5分で直せてしまう。
これは “技術が文化を支えている” 好例でした。
小さなFunctionだからすぐ直せるし、
デプロイも速いし、
ロールバックも一瞬。
その結果、
- 失敗が怖くない
- 改善が日常化する
- スピードが積み重なる
という理想的な循環が生まれました。
■ 海外で体験した「Serverless移行プロジェクト」の裏側
あるチームでは、旧来型の.NET API が大量に残っていて、
パフォーマンスも不安定、夜中アラートも頻発という状態でした。
僕がジョインしたとき、チームリードが開口一番言ったのがこれ。
“We are gonna delete all servers.”
(全部のサーバー消すから)
最初は何を言っているのかわからなかったですが、
彼の頭の中はすでに「運用ゼロの世界」を描いていました。
その後半年ほどかけて、
- 巨大なAPIを関数単位へ分割
- 認証やログなどはクラウドサービスに寄せる
- DBアクセスもイベントドリブンに最適化
- スケーリングは完全自動化
といったステップを踏み、
最終的に “深夜アラートゼロ” を達成しました。
そのとき、チーム全員が心から言ったのが、
“Why didn’t we do this earlier?”
(なんでこれをもっと早くやらなかったんだ…?)
これを聞いて、
僕の中でもServerlessに対する価値観が完全に変わりました。
■ Serverless は「技術」ではなく「働き方のアップグレード」
日本にいた頃の自分に言いたいのはこれです。
Serverlessは、働き方そのものを変える技術だ。
夜中にアラートで起こされないこと。
人間がやらなくていいことを任せられること。
小さく作って素早く直せること。
チームが依存せずに進められること。
改善を恐れなくなること。
どれもエンジニアの生活を“底上げ”してくれるものでした。
これはただのクラウド技術ではなく、
エンジニアの人生の効率を劇的に良くするための哲学
だと、本気で感じています。
Serverlessがもたらした“予想外の変化”
― 技術だけじゃない。働き方も、価値観も、キャリア戦略も変わった ―
Serverlessに移行して劇的に便利になった――
ここまでは前回の「承」で話したとおりなのですが、
実は、もっと大きな変化がその後にやって来ました。
それは、
「単なる技術移行ではなく、働き方そのものの改革になった」
ということ。
正直、ここまでは予想できていませんでした。
海外で働くエンジニアとして、Serverlessは僕に
“働き方の再定義” とも言えるレベルのインパクトを与えてくれたのです。
ここでは、驚いたポイントを3つの観点から共有します。
■ ① Serverlessが「仕事の優先順位」を変えた
Serverless移行が進む中で、チーム全体の“仕事の順番”が劇的に変わりました。
特に大きかったのは、
「作業の8割が運用 → 改善に変わった」
という変化。
以前は、
- 夜間アラート対応
- 負荷監視
- ログのチェック
- スケール設定の調整
- サーバーパッチ
- メンテナンスウィンドウの準備
などに時間を取られ、改善どころではありませんでした。
しかし、Serverlessが本格的に動き出してからは、
これらの作業がほぼゼロになっていきました。
するとどうなるか?
「じゃあ何をやる?」
という問いが生まれるわけです。
そして海外チームが出した答えは、とてもシンプルでした。
“More innovation.”(もっとイノベーションしよう)
負荷試験に時間を使うのではなく、
新しいユーザーストーリーを考える時間が増える。
ログ監視ではなく、
改善アイデアの検証に時間を使える。
ミーティングも
“問題の火消し” から
“未来をどう良くするか” へ。
エンジニアの働き方が、
問題対応型から価値創造型へ shift した のです。
■ ② チームの「心理的な変化」が大きかった
技術が変われば人のメンタルも変わる。
これ、Serverlessで初めて実感しました。
特に大きかったのは、
“失敗の恐怖” が消えたこと。
Serverlessの世界はデプロイもロールバックも一瞬です。
なので、失敗してもすぐ直せる。
これによって、チームメンバーが一斉に
チャレンジするようになった のです。
▼ Before(Serverless以前)
- リリースは怖い
- 大型APIは直すのが怖い
- 「壊したらどうしよう」が頭をよぎる
- レビューも慎重になりすぎて重くなる
▼ After(Serverless移行後)
- 「壊れても直せばいいよね」という空気
- 改修が怖くない
- 新しい案が出やすい
- 小さく出して早く改善が文化になる
とくに印象的だったのが、
普段は発言が少なかった若手エンジニアが、
堂々と改善案を出すようになったこと。
Serverlessがもたらしたのは、
単なるスピードではなく 心理的安全性 でもあったのです。
■ ③ 「コードを書く量」がむしろ減った
海外でServerlessをフル活用し始めてから、
ある日ふと気づいたことがあります。
“あれ、コード量がめっちゃ減ってない?”
最初は気のせいかと思っていたのですが、
チームリードも同じ意見でした。
特に減ったのは以下の部分。
- スケール処理
- リトライ処理
- 障害検知
- ログフレームワーク
- 認証周りのボイラープレート
- APIの「余計な」インフラコード
これらを自前で書かなくてよくなると、
コードの質も変わるんです。
本当に必要なコードしか残らない。
まるで不純物が取り除かれたように、
ビジネスロジックのコアだけが美しく残る感じ。
これはWPFアプリを作るときにも活かせる考えで、
“コードは少ないほど強い” という哲学が、
僕の中に深く刻み込まれました。
■ ④ 海外で求められるスキルセットが変わる
Serverlessが広がるにつれて、
海外のエンジニアに求められるスキルも変化していきました。
特に大きいのは以下の3つ。
1. “作らないスキル” が求められる
Serverlessでは、自前で作らないことが正義になる場面があります。
- API管理 → API Gateway
- 認証 → Cognito / Identity
- フロー管理 → Step Functions
- スケーリング → 自動
- 監視ログ → CloudWatch / Azure Monitor
これらを“作ろうとする人”は海外ではむしろ嫌われます。
“Why reinvent the wheel?”
(なんで車輪を再発明するの?)
という文化があるから。
2. 設計思考がめちゃくちゃ重要になる
Serverlessは「簡単に作れる」のが強みですが、
だからこそアーキテクチャが雑になりやすい。
海外では、
“無駄に関数を増やすな”
“データフローをちゃんと設計しろ”
という意識が強く求められます。
3. “意図して作らない”勇気が必要
Serverlessの真価は、
“作らないことで価値が生まれる”
という逆説にあります。
余計な仕組みを作らない勇気。
クラウドに任せる決断。
これが海外で強く評価されるポイントでした。
■ ⑤ Serverless がもたらした「余白」がキャリアを成長させた
Serverlessによって運用から解放されると、
エンジニアには “時間の余白” が生まれます。
その余白で何をするか――
ここがキャリアの分岐点になります。
僕がその時間でやったのは、
- アーキテクチャ設計の勉強
- DDDの理解を深める
- Azure/AWSのサービス理解
- 英語で技術記事を書く
- チーム改善の提案
- コードレビューの質を上げる
特に大きかったのは、
“コミュニケーション能力の向上”。
海外では、
「技術が強いだけの人」は評価されません。
- なぜその設計が必要か
- どんなリスクがあるか
- どんな価値があるか
これを、
短く、明確に、英語で伝える必要があります。
Serverless化で時間が生まれたおかげで、
僕はこの「伝える力」も磨くことができました。
■ Serverlessは、エンジニアを「燃え尽き」から救う技術だった
振り返ってみると、Serverless移行は
“精神的な負担の軽減”
にものすごく効果がありました。
夜中アラートが無くなる。
運用タスクも減る。
デプロイも怖くない。
改善がしやすい。
チームが前向きになる。
これは、
エンジニアのバーンアウトを防ぐための技術
でもあったのです。
海外での仕事は刺激が多い反面、
ストレスも大きく、負荷も高い。
そこで Serverless のような仕組みが
“余白” を生み出し、
エンジニアの生活を根本から整えてくれたのだと感じています。
Serverless時代にエンジニアとしてどう生きるか
― キレイなコードよりも、余白を生み出せるエンジニアであれ ―
ここまで、
Serverless が海外現場にもたらした変化や、
働き方・心理・文化の変化について書いてきました。
最終的に僕が辿り着いた結論を先に言うと、
「エンジニアにとって最大の武器は“余白”だ」
ということ。
Serverlessは、その“余白”を圧倒的に増やす技術であり、
それが結果として、
キャリア、働き方、生活の質を大きく押し上げてくれました。
ここでは、Serverless時代にエンジニアがどう生きればいいのか、
僕なりの結論を4つの観点でまとめます。
■ ① エンジニアの価値は「作る量」ではなく「残す時間」で決まる
海外の現場で学んだ最大の教訓はこれです。
“エンジニアの生産性は、どれだけコードを書いたかでは測れない。”
“どれだけ改善・挑戦・思考の時間を生み出したかで決まる。”
Serverlessは、
その“時間を生み出す技術” なんですよね。
例えば、
- サーバーメンテ不要
- スケール調整不要
- 障害復旧自動
- モニタリング自動
- インフラ構築ほぼ不要
- デプロイ高速
- ロールバック一発
これ、全部 “考える時間” を増やしてくれます。
そして、考える時間が増えると何が起こるか?
▼ 得られるもの
- より良い設計ができる
- ユーザー体験を改善できる
- チームに提案できる
- 新しい技術を学ぶ余裕ができる
- 仕事の質が上がる
- 自分の市場価値が勝手に伸びる
Serverlessは技術というより、
“思考力を取り戻すための武器”
なんです。
■ ② 「作らない勇気」を持てるエンジニアは強い
海外の現場ではよくこんな会話が起こります。
“Can we avoid building this?”
(これ、作らずに済まない?)
“Is there a managed service for this?”
(何か既製品で代用できない?)
Serverless時代のエンジニアは、
「作る技術」より「作らない技術」 が評価されます。
たとえば、
- 自作の認証 → クラウドの認証サービスへ
- 自作のバッチ → Lambdaのイベント駆動へ
- 自作のワークフロー → Step Functionsへ
- 自作のログ基盤 → クラウドネイティブのログ監視へ
作らない選択をすると、
保守コストが激減し、
チームのスピードも上がります。
日本では「作ること」が褒められがちですが、
海外では真逆で、
作らない選択をしたエンジニアほど尊敬される
という価値観です。
Serverlessはその文化を後押しします。
■ ③ 「自分の価値観」をアップデートすることで、キャリアが伸びる
Serverlessは、技術というより“価値観のアップデート”です。
僕自身、海外でServerlessに出会ってから、
エンジニアの仕事観が完全に変わりました。
例えば、
▼ Before(価値観が古い時代)
- できるだけ自前で作る
- 設定はこだわって調整する
- APIは巨大であっても仕方ない
- デプロイは重いもの
- 運用は頑張るもの
- 夜中アラートは職業病
▼ After(Serverlessで価値観が変わる)
- 自前で作るのは最終手段
- 設定はクラウドに任せる
- ロジックは小さく、軽く
- デプロイは0.5秒で終わるもの
- 運用はほぼ自動化すべき
- 夜中アラートは「技術負債」の証拠
価値観が変わると、
キャリアの方向性も自然と変わり、
- “設計できるエンジニア”
- “ムダを削れるエンジニア”
- “改善に強いエンジニア”
として評価されるようになりました。
技術を学ぶより、
価値観をアップデートする方が、
キャリアにはるかに大きな影響があります。
■ ④ Serverless時代に求められる“人生術”
最後に、Serverless × 海外経験から導いた
“エンジニアの人生術” をまとめます。
① ムダを嫌うことは、人生の幸福度を上げる
無駄な運用、無駄な作業、無駄なレビュー…
減らすほど人生が軽くなりました。
② 小さな成功を積み上げると、失敗が怖くなくなる
Serverlessの小さなデプロイ文化は、
人生にも応用できます。
- 小さく試す
- 小さく直す
- 小さく進む
これ、海外エンジニアの生存戦略でもあります。
③ “任せる力” はエンジニアの武器になる
人によっては「任せるのは弱さ」と思うかもしれませんが、
海外では「任せる=強さ」です。
クラウドに任せる
サービスに任せる
自動化に任せる
チームに任せる
任せるほど、自分の価値は上がります。
④ 作らずに価値を出せるエンジニアはどこでも通用する
Serverlessの本質はこれです。
作らずに価値を生み出すエンジニアになる
これができれば、
日本でも海外でも、
どの国でもどの環境でも強く生きられます。
■ 最後に:Serverlessは、エンジニアの未来を軽くする
僕がこのシリーズで伝えたかったのは、技術の説明ではありません。
Serverlessは、
エンジニアの働き方・価値観・人生の質をアップデートする技術
だということ。
- 余白が生まれ
- 心が軽くなり
- キャリアが伸び
- ミスが怖くなくなり
- 改善が楽しくなり
- 自分の時間を取り戻せる
Serverlessは、
エンジニアにとっての“未来を軽くする道具”です。
これから海外を目指す人も、
クラウドをもっと深めたい人も、
「自分の働き方を変えたい」と思っている人も。
ぜひ、“作らない勇気” を持って、
Serverlessという新しい働き方に踏み出してみてください。

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