AIの波がデカすぎてWPFの岸壁まで浸水してきた件 〜海外エンジニアが警告する「脳のOS」アップグレード術〜

あれ、俺の仕事、半分AIに食われてね?

ここ半年くらいかな。毎朝PCを開いて、Visual Studioを立ち上げるだろ。WPFのプロジェクトを開いて、さて昨日の続きのコードを書くか…ってタイミングで、隣にいる「アイツ」がささやいてくるんだ。

そう、GitHub Copilotさ。

最初は「ふーん、コード補完が賢くなったのね」くらいにしか思ってなかった。せいぜい、退屈な定型コード(INotifyPropertyChangedの実装とか)を自動生成してくれる便利なアシスタント。そんな認識だった。

でもな、最近のアイツは明らかに「アシスタント」の領域を踏み越えてきてる。

こないだ、ちょっと複雑なカスタムコントロール(複数の条件で見た目が変わるインジケーターみたいなヤツ)の設計で悩んでたんだ。XAMLの構成どうすっかな、ViewModelにどこまでロジック持たせるかな…って、コーヒー片手に30分くらい唸ってた。

で、半分ヤケクソで、コメントに「// 3つのステータス(Normal, Warning, Error)に応じて色と点滅アニメーションが変わるインジケーターが欲しい」って書いたんだ。

次の瞬間、Copilotが吐き出したコードを見て、俺はマジでコーヒーを吹きそうになった。

C#

// ViewModel (C#)
public class StatusIndicatorViewModel : INotifyPropertyChanged
{
private StatusType _status;
public StatusType Status
{
get => _status;
set { _status = value; OnPropertyChanged(); }
}
// ... INotifyPropertyChangedの実装 ...
}

public enum StatusType { Normal, Warning, Error }

XML

<UserControl ...>
<Grid>
<Ellipse x:Name="IndicatorEllipse" Width="20" Height="20" />
</Grid>
<UserControl.Resources>
<Storyboard x:Key="BlinkingAnimation">
<DoubleAnimation Storyboard.TargetName="IndicatorEllipse"
Storyboard.TargetProperty="Opacity"
From="1.0" To="0.2" Duration="0:0:0.5"
AutoReverse="True" RepeatBehavior="Forever" />
</Storyboard>
</UserControl.Resources>
<UserControl.Style>
<Style TargetType="UserControl">
<Setter Property="Template">
<Setter.Value>
<ControlTemplate TargetType="UserControl">
<ContentPresenter />
</ControlTemplate>
</Setter.Value>
</Setter>
<Style.Triggers>
<DataTrigger Binding="{Binding Status}" Value="Normal">
<Setter TargetName="IndicatorEllipse" Property="Fill" Value="Green" />
</DataTrigger>
<DataTrigger Binding="{Binding Status}" Value="Warning">
<Setter TargetName="IndicatorEllipse" Property="Fill" Value="Orange" />
</DataTrigger>
<DataTrigger Binding="{Binding Status}" Value="Error">
<Setter TargetName="IndicatorEllipse" Property="Fill" Value="Red" />
<DataTrigger.EnterActions>
<BeginStoryboard Storyboard="{StaticResource BlinkingAnimation}" />
</DataTrigger.EnterActions>
<DataTrigger.ExitActions>
<StopStoryboard BeginTime="0:0:0" />
</DataTrigger.ExitActions>
</DataTrigger>
</Style.Triggers>
</Style>
</UserControl.Style>
</UserControl>

…ほぼ、完成してやがる。

もちろん、このままコピペで使えるほど完璧じゃない。細かい調整は必要だ。でも、俺が30分悩んでた「設計の骨格」が、わずか数秒で提示された。DataTriggerを使った状態管理、Storyboardを使ったアニメーションの制御…WPFの「お作法」を完璧に理解した上で、だ。

俺が「職人技」だと思ってたWPFの知識。MVVMのベストプラクティス。そういう、何年もかけて培ってきた「引き出し」が、AIにとっては単なる「学習データ」の一つに過ぎなかった。

ぞっとしたよ。

俺が今まで「コーディング」だと思ってやってきた作業。頭をひねって、指を動かして、バグと格闘して…その「作業」のかなりの部分が、急速にAIに代替されつつある。これはもう「 augmentation(拡張)」なんて生易しい言葉じゃなくて、「replacement(置換)」が始まってるんじゃないか、と。

海外でエンジニアとして働くってのは、シビアな世界だ。成果が出なければ、ビザの更新も危うくなる。俺たちの価値は「どれだけスゴいコードが書けるか」じゃなくて、「どれだけビジネス上の問題を解決できるか」で決まる。

昔は、「スゴいコードが書ける」ことと「問題を解決できる」ことは、ほぼイコールだった。でも、AIが「スゴいコード」を(そこそこ)書けるようになっちまった今、この前提が崩れつつある。

君たちが今、日本で一生懸命学んでるプログラミング言語。その文法や、特定のフレームワーク(WPFでもReactでもいい)のお作法。それはもちろん大事だ。基礎体力として絶対に必要だ。

でも、それ「だけ」を武器に海外に来ようとしてるなら、ちょっと待った、と言いたい。

君がその武器を鞘から抜くより早く、AIが問題を解決しちまう時代が、もうそこまで来てる。

じゃあ、俺たちはどうすりゃいいんだ?

プログラミングスキルを磨くのはもう無駄なのか?いや、そんなことはない。

じゃあ、AIに勝つために、もっと複雑なアルゴリズムを学ぶべきか?それも、ちょっと違う気がする。

俺が直面してるこの「違和感」と「恐怖」。これは、俺たちエンジニアの「存在価値」そのものへの問いかけなんだ。

フックで提示された「The AI Frontier」は、もうSFの世界じゃない。俺たちのデスクトップ(WPFだけに)に、今まさに現れてる「現実(フロンティア)」なんだ。

そして、このフロンティアで生き残るためには、新しいスキル(アプリ)をインストールするんじゃダメだ。

俺たち自身の「脳のOS」そのものを、根本からアップグレードする必要がある。

「脳のOSのアップグレード」ってなんだよ?具体的にどうすりゃいいんだ?

…焦るなよ。

このブログで、俺が今、この海外の現場でリアルに感じてる「AI時代のサバイバル術」を、包み隠さず話していく。

これは、単なる技術トレンドの話じゃない。俺たちがエンジニアとして、この先生き残っていけるかどうか、その「人生術」の話だ。

「これを知ってよかった」と君が心から思えるような、俺の実体験に基づいた「得する情報」を、これから「承」「転」「結」でガッツリ語っていく。

まずは「起」として、俺の危機感を共有したかった。

君は、この話を聞いて、どう感じた?

「俺(私)には関係ない」と思ったか?

それとも、俺と同じように、足元が揺らぐような「ぞわぞわ感」を感じてるか?

AIに『指示』するヤツ、AIに『使われる』ヤツ

「起」の記事を読んで、こう思ったヤツ、いねえか?

「やべえ、AIに仕事奪われる。じゃあ、AIより速くコード書けるようにならなきゃ!」

「AIがWPFのコード書けるなら、俺はもっとニッチで難しい、例えばRustとか量子コンピュータとか、AIがまだ書けないヤ-ツを勉強しなきゃ!」

…残念だけど、その発想、どっちも「詰み」だ。

前者は無意味。ボルトより速く走ろうとするようなもんだ。AIの生成スピードに、人間のタイピングが勝てるわけない。

後者は、一見正しそうに見えるけど、本質的な問題から目をそらしてる。AIがWGSL(WebGPUのシェーダー言語)だろうがRustだろうが、流暢に書き出すのは時間の問題だ。

「学ぶな」って言ってるんじゃない。

俺が言いたい「脳のOSアップグレード」ってのは、新しい「アプリ(知識)」をインストールすることじゃねえ。

もっと根本的な、「OSのカーネル」…つまり、君の「思考プロセス」そのものをハックするってことなんだ。

ここで、AI時代のエンジニアが真っ二つに分かれる、2つの未来像を話そう。

1. AIに『使われる』エンジニア(=脳のOSが古いヤツ)

こっちは、AIを「便利なオートコンプリート」の延長くらいにしか考えてないヤツだ。

そいつの典型的な仕事風景はこうだ。

マネージャー:「おい、A画面にログイン機能つけといて。よろしく」

エンジニア:「(めんどくせ…)はい」

そいつはVisual Studioを開いて、MainWindow.xaml.cs(おいおい、コードビハインドかよ…)におもむろにコメントを書き始める。

// ログイン機能を作る

Copilotが、それっぽいコードを吐き出す。TextBoxが2つ、Buttonが1つ。クリックイベントハンドラの中に、雑なif文。「if (user == "admin" && pass == "1234")」…みたいな。

エンジニア:「お、ラッキー。ほぼ出来てんじゃん」

そいつは、そのコードをコピペして、ちょっと手直しして「できました!」って報告する。

一見、仕事が速くなったように見える。

だが、そいつの「価値」は、ゼロだ。

なぜか?

そいつは、AIが吐き出したコードが**「なぜ」**そう書かれているのかを理解してないからだ。

  • なぜ、パスワードをハードコードしちゃダメなのか?
  • WPFの世界では、なぜコードビハインド(.xaml.cs)にロジックを書くのが「最悪」とされるのか?(MVVMはどうした?)
  • PasswordBoxのパスワードを安全にViewModelに渡すには、どういう「お作法」が必要なのか?
  • 認証処理は同期的でいいのか?(UI固まるぞ)
  • AuthenticationServiceみたいなクラスに処理を分離して、DI(依存性の注入)すべきじゃないのか?

こういう「設計」の視点が、完全に抜け落ちてる。

こいつはAIに「使われてる」んだ。AIが吐き出したスパゲッティコードの「奴隷」になってる。

こういうヤツは、バグが出たら直せない。「だってCopilotがこう書けって…」

ビジネス要件が変わったら、対応できない。「1から書き直します…」

悪いけど、こういうエンジニアは、海外じゃ真っ先にクビだ。

彼(彼女)の仕事は、時給1ドルのAIオペレーターに取って代わられる。これが現実だ。

2. AIに『指示』するエンジニア(=脳のOSをアップグレードしたヤツ)

じゃあ、生き残るエンジニアはどう考えるか?

「脳のOSアップグレード」を済ませたヤツの仕事風景は、まったく違う。

マネージャー:「おい、A画面にログイン機能つけといて。よろしく」

エンジニア:「(OK、ビジネス要件は『認証』だな)了解。いくつか質問いいか?」

ここでまず、キーボードに触らない。

そいつは「何を」作るべきか、AIに「指示」するための「設計図」を頭の中で(あるいは紙の上で)組み立て始める。

  • 「この『ログイン機能』の真の目的は?認証(本人確認)だけ?それとも認可(権限付与)まで含む?」
  • 「認証方式は?ローカルDB?それともOAuth 2.0で外部IdP(Identity Provider)と連携する?」
  • 「UI/UXの要件は?『パスワードを忘れた場合』のフローは?『2要素認証』は必要?」
  • 「WPFアプリとして、どう実装するのが**『保守運用性』**が高い?」
    • 「OK、ここはLoginViewModelを切ろう」
    • 「認証処理はIAuthenticationServiceとしてインタフェースを定義して、LoginViewModelにはDIで注入しよう」
    • 「認証中はIsBusyフラグを立てて、UIにはローディングスピナーを出そう。ICommandCanExecuteもこれで制御する」
    • PasswordBoxの扱いは要注意だ。Attached Propertyか、Interaction.Triggerを使って、SecureStringのままViewModelに渡す仕組みを作ろう」

…わかるか?

コイツは、一行もコードを書いていない。

だが、コイツの頭の中では、すでにアプリケーションの「骨格」がすべて組み上がっている。

この**「問題を分解し、抽象化し、最適な設計パターンを当てはめる」**能力。

これこそが、「脳のOSアップグレード」の正体だ。

この状態になって、初めてそいつはVisual Studioを開く。

そして、AI(Copilot)に対して、奴隷に「指示」を出す王様のように、こうタイプする。

// IAuthenticationService インタフェースを作成。LoginAsync(string user, SecureString pass) メソッドを持つ

// LoginViewModel を作成。INotifyPropertyChanged を実装。

// LoginViewModel に IAuthenticationService を DI で注入するコンストラクタを生成

// LoginViewModel に ‘LoginCommand’ という ICommand プロパティを追加。RelayCommand を使用する

// LoginCommand の Execute は非同期で LoginAsync を呼び出し、結果を ‘IsAuthenticated’ プロパティにセットする。処理中は ‘IsBusy’ を true にする。

AIは、これらの「的確な指示」に対して、喜んで(そう見える)高品質なコードを吐き出す。

吐き出されたコードを、エンジニアは「レビュー」する。彼はアーキテクトであり、AIは彼の(非常に優秀な)ジュニアプログラマーだ。

「うん、いいコードだ。だが、ここの例外処理が甘いな。try-catchを追加して、エラーメッセージをErrorMessageプロパティにバインドしよう」

この差は、デカすぎる。

「AIに『使われる』ヤツ」は、AIが出した「点」のコードをコピペするだけ。

「AIに『指示』するヤツ」は、AIを使って「設計図(アーキテクチャ)」という「面」を、超高速で完成させる。

フックで言ってた「Traditional engineering problem-solving is being augmented(伝統的なエンジニアリングの問題解決は拡張されている)」ってのは、まさにこのことだ。

俺たちの「問題解決」のプロセスは変わったんだ。

「How(どうやってコードを書くか)」の部分は、AIが爆速で肩代わりしてくれるようになった。

だから、俺たち人間に残された、そして、AI時代に価値が爆上がりしている領域。

それは、**「What(何を作るべきか)」「Why(なぜ、その設計なのか)」**を定義すること。

これこそが、俺たちが今すぐ身につけるべき、新しい「認知スキル」だ。

WPFのXAMLの書き方を100時間勉強するより、この「設計」の思考法を10時間学んだほうが、君の市場価値は100倍になる。俺は本気でそう思ってる。

これが、俺からの「承」だ。

「起」で感じた漠然とした恐怖が、「承」で、具体的な「敵」と「目指すべき姿」として見えてきたんじゃないか?

じゃあ、次の「転」では、

「わかった。その『指示する側』になるのはわかった。でも、どうやって?『設計』って、どうやって勉強すりゃいいんだよ!」

っていう、君の当然の疑問に、俺なりの答えを出す。

これは、教科書には載ってない、俺が海外の現場で揉まれて見つけた、泥臭い「脳の鍛え方」だ。

『読む』な、『盗め』。AI時代の脳みそ鍛錬術

「承」を読んだ君は、たぶん今、Amazonで「クリーンアーキテクチャ」とか「ドメイン駆動設計(DDD)」とかの分厚い本をポチろうとしてるんじゃないか?

いや、待て。

もちろん、それらの本を読むなとは言わん。むしろ、絶対に読むべきだ。それは「地図」として必要だ。

俺のWPFのバイブルが『Prism』や『MVVM』の解説書だったように、君にもそういう「北極星」は必要だ。

だが、地図を眺めてるだけで、登山ができるようになるか?

無理だろ。

AI時代の恐ろしいのは、AIもそれらの「地図(教科書)」を全部読んでるってことだ。Copilotが「ここはIAuthenticationServiceに分離すべきですね」なんてサジェストしてくるのは、アイツが「クリーンアーキテクチャ」の原則を俺たちより正確に「暗記」してるからだ。

じゃあ、どうする?

俺たちがAIより優位に立てる、たった一つの領域。

それは、**「文脈を読み解き、既存のシステム(それがクソコードだとしても)の『なぜ』を解明し、より良い『未来』を設計する」**ことだ。

AIは「How(どうやって)」の天才だが、「Why(なぜ)」の解明はまだ(かろうじて)俺たちの領域だ。

そこで、俺が海外に来てから、特に意識してやってる最強のトレーニングを教えてやろう。

それは…

「他人のコード(特にオープンソース)を、設計者の『意図』がわかるまで徹底的に『盗む』」

ことだ。

「読む」んじゃない。「盗む」んだ。

この「盗む」ってのは、コピペするって意味じゃねえぞ。

そのコードが書かれた**「思考プロセス」**そのものを、根こそぎ自分のものにするってことだ。

具体的に、WPFエンジニアの君に「刺さる」例でいこう。

【トレーニング課題:GitHubで、イケてるWPFアプリのコードを『盗め』】

例えば、GitHubに落ちてるイケてるWPFのOSS(オープンソースソフトウェア)を見つける。

なんでもいい。「PowerToys」(Microsoft製)の一部でもいいし、「MahApps.Metro」(有名なUIライブラリ)のデモアプリでもいい。

さあ、そのソリューション(.sln)をダウンロードして、Visual Studioで開け。

ここからが本番だ。

「AIに『使われる』ヤツ」は、F5キーを押して「おー、なんかカッケー」で終わりだ。

だが、俺たちは違う。「AIに『指示』する」側の脳を作るんだ。

キーボードから手を放せ。

そして、ソリューション エクスプローラーを凝視しろ。

ここから、**「Why-Why-Why 分析」**のスタートだ。

  • Why 1: なぜ、プロジェクトが5個(例:Core, Infrastructure, Domain, UI, Tests)に分かれてるんだ?
    • 「1個のWPFプロジェクトに全部突っ込んだ方が楽じゃね?」
    • → いや、違う。「関心の分離」だ。
    • Coreにはビジネスロジックだけ。InfrastructureにはDBアクセスとか。UIはXAMLとViewModelだけ。
    • こうすることで、UIをWPFからWeb(Blazor)に差し替える時も、Coreは無傷でいられる。
    • …なるほど。これが「保守性」か。AIに「// ログイン機能作って」って丸投げしたら、絶対にこの構造にはならねえ。
  • Why 2: なぜ、ViewModelで new HogeService() ってやってないんだ?
    • 「なんで全部 IHogeService みたいな『インタフェース』をコンストラクタで受け取ってんだ?(DI)」
    • → ああ、Testsプロジェクトがあるからか。
    • テストの時、IHogeServiceに「偽物(モック)」を渡したいんだ。本物のDBに接続しにいったら、テストがコケるもんな。
    • 「テストのしやすさ」を担保するために、この設計(DI)は「必須」なんだ。
    • **AIは「動くコード」は書ける。だが、「テスト可能なコード」を自発的には書かない。**俺たち「指示者」が、この構造を指示しなきゃいけないんだ。
  • Why 3: なぜ、このXAMLはこんなにシンプルなんだ?
    • DataTemplate と ContentControl ばかりで、if文(VisibilityConverterとか)が全然ねえ」
    • → ハッ、そうか。ViewModelの「型」に応じて、表示するViewUserControl)をDataTemplateで自動的に切り替えてやがる。
    • これなら、新しい画面タイプが増えても、if文(DataTrigger)を1個も追加しなくていい。
    • **これこそが、WPFの真髄(MVVM)だ。**俺が「起」で書いたCopilotのDataTriggerコードは、このレベルには達してなかった。

…わかるか?

たった15分、ソリューションを「盗み見る」だけで、君の脳には「設計」の引き出しが3つも増えた。

これは、本を1冊読むより、よっぽど生きた知識だ。

このトレーニングを1ヶ月も続ければ、君の「脳のOS」は劇的にアップグレードされる。

君がAI(Copilot)に書くコメント(プロンプト)は、こう変わるはずだ。

【脳OS アップグレード前】

// ログイン画面を作って

【脳OS アップグレード後】

// 1. Coreプロジェクトに ‘IAuthenticationService’ インタフェースを定義。’Task<bool> LoginAsync(string user, string pass)’ を持つ。

// 2. Infrastructureプロジェクトに ‘DummyAuthService’ を作成し、上記インタフェースを実装。常にtrueを返す。

// 3. UIプロジェクトのViewModel層に ‘LoginViewModel’ を作成。コンストラクタで ‘IAuthenticationService’ をDIで受け取る。

// 4. ‘LoginViewModel’ に ‘LoginCommand’ (RelayCommand) を実装。非同期で ‘LoginAsync’ を呼び出し、処理中は ‘IsBusy’ プロパティをtrueにする。

// 5. ‘App.xaml.cs’ で ‘DummyAuthService’ をDIコンテナに登録する。

…もう、わかっただろ。

ここまで「指示」できれば、AIは君の「超優秀な部下」になる。

AIが吐き出したコードは、君の「設計思想」そのものだ。

これが、フックにあった「Future-proofing(未来への備え)」の、俺なりの答えだ。

AIに「How」を任せるために、俺たちは「Why」と「What」を死ぬ気で鍛え上げる。

そのための最強のトレーニングが、**「一流の『Why』を盗むこと」**なんだ。

ようこそ、コードを書かないエンジニアの時代へ

長かったな。

俺がWPFのコードを例に、ゴチャゴチャと偉そうに語ってきたこと。

「AIに指示しろ」だの、「設計を盗め」だの。

「結局、あんたが言いたいのは、プログラミングなんてもうオワコンだってことかよ?」

そう思ったか?

もしそうなら、君はまだ俺の「真意」を掴めてない。

真逆だ。

俺が言いたいのは、**「俺たちエンジニアの仕事は、これからクソ面白くなるぞ」**ってことだ。

「起」で、俺はCopilotに自分の仕事(WPFのカスタムコントロール)が食われていく恐怖を語った。

だが、「転」のトレーニングを経て「脳のOS」をアップグレードした今、俺はまったく違う景色を見ている。

AIは、俺の「仕事」を奪ったんじゃない。

俺の「退屈な作業」を、肩代わりしてくれたんだ。

思い出してくれよ。

俺たちがこの「エンジニア」っていう職業を選んだ理由を。

WPFのINotifyPropertyChangedを延々と実装するためか?違うだろ。

if文のネストが深くなりすぎて、自分のコードが読めなくなって絶望するためか?絶対違う。

俺たちは、「無」から「有」を生み出したかった。

頭の中にある「こうなったら便利じゃね?」っていうアイデアを、カタチにしたかった。

複雑に絡み合った「問題」を、ロジックっていう美しい剣で斬り伏せたかった。

そうだったはずだ。

でも、今までの俺たちは、その「本質的な仕事」にたどり着く前に、あまりにも多くの「雑務」に追われていた。

構文エラーとの戦い。ライブラリのバージョンの非互換。退屈な定型コードの山、山、山…。

その「雑務」のすべてを、AIが引き受けてくれる時代が来たんだ。

「結」で俺が君に提供したい、一番「得する情報」はこれだ。

これからの時代、俺たちエンジニアは、ついに「コードを書く」という肉体労働から解放される。

そして、「設計する」という、最も知的で、最もクリエイティブな仕事に集中できるようになるんだ。

「転」でトレーニングを積んだ君は、もはや「C# WPFデベロッパー」という肩書で自分を縛る必要はなくなる。

君の本当の肩書は、**「システムデザイナー」であり、「ビジネス課題解決アーキテクト」**だ。

君は、キーボードを叩く時間より、ホワイトボードの前で同僚(あるいはAI)とディスカッションする時間のほうが長くなる。

君の価値は「1日に書いたコードの行数」では、金輪際決まらない。

君の価値は、**「どれだけ的確な『Why』を定義し、どれだけエレガントな『What』を設計したか」**で決まる。

AI(Copilot)は、君の「超優秀な秘書」であり、「疲れ知らずのジュニアプログラマー」だ。

君が「転」でやったように「設計の意図」を明確に指示すれば、アイツは君がランチを食ってる間に、5つのプロジェクトに分離され、DIコンテナがセットアップされ、テストコードまで書かれたソリューションの骨格を、わずか数分で組み上げてくれる。

君の仕事は、その「骨格」をレビューし、ビジネスの「真の要求」とズレがないかを確認し、AIにはまだ見えていない「将来の拡張性」をそこに盛り込むことだ。

最高じゃないか?

「The AI Frontier」は、俺たちから仕事を奪う「敵地」じゃなかった。

俺たちの「脳」を拡張し、生産性を10倍、100倍に引き上げてくれる「新大陸(フロンティア)」だったんだ。

そして、この「脳のOSアップグレード」は、海外で働くエンジニアにとって、最強の「人生術」になる。

なぜか?

海外の現場、特に北米やヨーロッパのテック企業は、驚くほど「合理的」だ。

彼らが評価するのは「どれだけ頑張ったか(残業したか)」じゃない。

「どれだけ価値(バリュー)を生んだか」だけだ。

古いOSのまま、「AIに『使われる』エンジニア」が1週間かけてスパゲッティコードを書いてる横で、

新しいOSを持つ君が、AIを「部下」として使いこなし、たった1日で「保守性の高い、テスト可能なコード」を納品したら、どっちが評価されるか?

言うまでもないよな。

君の給料は上がり、ビザは更新され、より面白く、よりデカい仕事を任される。

これが、AI時代の「サバイバル術」だ。


さあ、ブログはここまでだ。

俺は、このクソエキサイティングな「新大陸」で、WPFという一見レガシーに見える武器を磨きながら、今日もAIに「指示」を出してる。

C#とXAMLを書く時間は減った。

代わりに、クライアントと「本当は何に困ってるんですか?」って話す時間や、アーキテクチャ図を書く時間が、めちゃくちゃ増えた。

はっきり言って、エンジニア人生で今が一番楽しい。

君も、日本で「AIに仕事奪われるかも…」なんてウジウジしてる暇があったら、

さっさと「脳のOS」をアップグレードしろ。

「How」を学ぶのをやめて、「Why」を盗むトレーニングを今すぐ始めろ。

君がその「新しい脳」を手に入れた時、

AIは「恐怖」から「相棒」に変わる。

「海外で働く」ってことが、単なる「夢」から、リアルな「選択肢」に変わる。

フロンティアで待ってるぞ。

コードを書く雑務から解放された、「本物」のエンジニアとして、いつかこの現場で会おう。

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