― 英語が苦手でも、“話す構造”があれば、発言できる ―
- なぜ「英語の会議」が怖いのか?非ネイティブのリアル
- 🎯 「話す勇気」より、「話せる構造」
- 英語ミーティングで“発言できる人”になるための準備術3ステップ
- 🎯 ステップ①:会議の目的を“変換”して理解する
- 📝 ステップ②:「発言メモ」は1分で作れるテンプレでいい
- 🗣 ステップ③:「話し出しフレーズ」をいくつかストックしておく
- 📚 実例:僕の会議準備の流れ(3分で済む)
- 💬 Slackやチャットにも応用できる
- 📌 まとめ:「英語で話す」前に「話す構造」を用意する
- “発言できる人”になる瞬間:タイミングのつかみ方、切り返し力、リアクション術
- 💡 ① タイミングのつかみ方:話し出せないのは“割り込めない”から
- 🌀 ② 通じなかったときの切り返し:恥ずかしがるより、“リトライ力”を
- 🤝 ③ 英語が苦手でもできる!リアクション&相槌表現15選
- 🧪 実践編:実際のミーティングログから学ぶ
- 🧠 まとめ:会議中の力は「流暢さ」じゃなく「対応力」
- 信頼される非ネイティブとは?評価される「英語会議参加術」
- ✅ 1. 英語力より重要な「会議後のフォロー力」
- ✅ 2. 「伝える責任」こそが非ネイティブの最大の武器
- ✅ 3. 海外で信頼される人の共通点とは?
- 📚 まとめ:あなたは「英語ができない人」ではない。
- ✉️ 最後に:これから海外で働くあなたへ
なぜ「英語の会議」が怖いのか?非ネイティブのリアル
英語の会議。
それは多くの非ネイティブエンジニアにとっての「ラスボス」です。
Slackやメールであれば、翻訳ツールを使ったり、ゆっくり時間をかけて推敲することができます。でも、リアルタイムで進行するZoom会議やGoogle Meetでは、即応力が求められる。
それが、英語初級~中級のエンジニアにとっての大きな壁になっています。
僕自身、最初は「何も言えなかった会議」がたくさんありました。
同僚からこう聞かれることもありました。
“Hey, are you okay? You seemed quiet in the meeting.”
いや、元気だし、内容も理解してた。
でも「何をどう言えばいいかわからなかった」だけなんだ……。
💥 非ネイティブが英語会議で黙ってしまう5つの理由
- 何を言えばいいかわからない
→ 発言する目的が不明確。意見が“浮かばない”。 - どのタイミングで話していいかわからない
→ ネイティブ同士のスピード感に入る隙がない。 - 言葉が出てこない
→ 単語がすぐに浮かばず、タイミングを逃す。 - 間違えたらどうしようという不安
→ 評価や信頼を失うのが怖い。 - 通じなかった経験から自信を失っている
→ 一度の失敗で発言を避けるようになる。
つまり、「英語が苦手だから発言できない」というより、**「準備できないから自信が持てない」**のが根本原因。
🧩 じゃあ、ネイティブはどうしてあんなに自然に話せるのか?
これはとても重要な視点です。
ネイティブは確かに語彙やスピードにアドバンテージがありますが、実は“事前準備をしている”ことが多いんです。
たとえば、英語圏のエンジニアでも会議前には以下のような準備をしています:
- アジェンダ(議題)の確認
- 自分の担当部分についてメモを用意
- 言い出すタイミングをあらかじめ考えておく
この“準備の仕方”を、僕たち非ネイティブも英語用にカスタマイズして真似することができるんです。
🎯 「話す勇気」より、「話せる構造」
このVol.5のテーマは、「英語で話す力」ではありません。
もっと根本的な、「話せるようにする思考設計」です。
つまり:
- 英語が流暢でなくても
- 即座に反応できなくても
- 語彙がシンプルでも
“準備と構造”さえ整っていれば、英語会議でちゃんと発言できるということ。
英語ミーティングで“発言できる人”になるための準備術3ステップ
「英語が苦手でも、会議で話すことはできる」
その核心は、“話す前に整える準備の力”です。
英語がスムーズに出てこないのは、言葉以前に「頭の中の構造が曖昧」だから。
僕自身、何度も「何をどう言えばいいかわからない」と悩みました。
でもある日、ふと気づいたんです。
「コードを書くときは設計するのに、英語はなんで設計してないんだろう?」
WPFでMVVMパターンを使ってUIとロジックを整理するように、
英語でも「構造を先に作れば、話せるようになる」。
そうして試行錯誤の末にたどり着いたのが、英語会議のための3ステップ準備術です。
🎯 ステップ①:会議の目的を“変換”して理解する
英語会議で発言できない大きな理由の1つが、「その会議で何が求められているのか」がぼんやりしていることです。
アジェンダを英語のまま読むと、こんなふうに抽象的に感じませんか?
Agenda:
- Sprint planning
- Feature prioritization
- Action items for UI refactor
でもこれを**「自分に関係あること」に変換して理解する**と、一気に“自分ゴト”になります。
たとえばこう:
| 英語のアジェンダ | 自分向けに変換すると |
|---|---|
| Sprint planning | 今週どのタスクをやるか確認する場 |
| Feature prioritization | A機能とB機能、どっちを先に作るべき?を相談する場 |
| Action items for UI refactor | UI改善で、自分の担当範囲にどんな影響があるか確認 |
これだけでも、発言のきっかけが自然に見えてきます。
まずは“英語を訳す”より“目的を変換する”ことから始めましょう。
📝 ステップ②:「発言メモ」は1分で作れるテンプレでいい
英語が苦手でも、「何を言うか」「どう言うか」が事前にあれば、自信がつきます。
以下のテンプレを会議ごとに埋めておくだけで、“英語の即興劇”ではなく“台本付きの会議”に変わるんです。
🔖 英語会議発言メモテンプレ(シンプルVer)
| 項目 | 内容例(英語) |
|---|---|
| 今回の自分の目的 | Share update on bug fix / Ask about API limit |
| 言いたいこと(要点) | The bug was caused by a missing null check. |
| 英語の言い回しメモ | “I found the root cause of the issue.” |
| 聞きたいこと | Can we deploy the fix today? |
たったこれだけ。
このテンプレをGoogle KeepやNotion、OneNoteなどで保存しておき、毎回の会議前にサッと書くだけで、英語で話すハードルが圧倒的に下がります。
🗣 ステップ③:「話し出しフレーズ」をいくつかストックしておく
会議でいちばん緊張するのは、「話し始める瞬間」です。
だからこそ、“きっかけになるフレーズ”を事前に持っておきましょう。
たとえばこの3つを覚えるだけで、だいぶ楽になります:
| シチュエーション | フレーズ例 |
|---|---|
| 何か報告したいとき | “Just a quick update from my side.” |
| 質問・確認したいとき | “Can I quickly ask about the API change?” |
| 反対意見を出したいとき | “I see your point, but I’m wondering if…” |
ポイントは、「完璧に話す」より、“話し出せる導線を用意する”こと。
この一言さえ出せれば、あとは多少ブロークンでも相手はちゃんと待ってくれます。
📚 実例:僕の会議準備の流れ(3分で済む)
- Google Calendarで会議のタイトルを確認
→ 例:「Sprint Review」 - テンプレをざっと埋める(2分)・目的:Report bug fix and ask for deploy schedule
・伝えたいこと:Fixed the crash issue in the login flow
・英語フレーズ:“The fix is in dev branch. Ready to deploy.” - Slackのやり取りで出そうな質問を想定
→ “Did you test it on staging?” → “Yes, test passed.”
これだけ準備しておけば、会議中に“何か言わなきゃ”という焦りが激減します。
💬 Slackやチャットにも応用できる
このテンプレや発言の構造は、会議だけでなくチャットでも有効です。
たとえばSlackでこんな質問が来たとします:
“Can you confirm the endpoint is ready?”
あなたの中では「まだ」「今夜に終わる」くらいは思っていても、英語に詰まってしまう。
そんなとき、事前に「報告の構造」が頭にあると、こう返せます:
“Not yet. I’m still working on it, but I plan to finish it by tonight. I’ll update you once it’s deployed.”
たったこれだけで、信頼感がグッと上がります。
📌 まとめ:「英語で話す」前に「話す構造」を用意する
| ステップ | やること |
|---|---|
| ① | 会議のアジェンダを“自分の目的”に変換する |
| ② | 1分で済む「発言メモテンプレ」を使う |
| ③ | 話し出しの“導線フレーズ”を3つ覚えておく |
“発言できる人”になる瞬間:タイミングのつかみ方、切り返し力、リアクション術
でも実際の会議では、**いざ話そうと思っても、タイミングがつかめない…**ってこと、ありますよね?
- みんなが話してて割り込めない
- 「ちょっと今じゃないな…」と様子を見てたら会議が終わる
- 一度通じなかったことで焦って黙ってしまう
この「転」パートでは、そんな**“会議中の壁”を乗り越えるテクニック**をお伝えします。
ポイントは次の3つです:
- 話すタイミングのつかみ方
- 通じなかったときの切り返し術
- 英語が苦手でもできるリアクション(相槌・共感)表現
💡 ① タイミングのつかみ方:話し出せないのは“割り込めない”から
英語会議では、話す内容より“いつ話すか”が難しい。
日本語でも会議って“空気を読む”ことが大事ですが、
英語だと、空気どころか話の流れすら掴みにくいこともありますよね。
✅ 解決策:フレーズで“話す場”を作る
話すタイミングが見つからないときは、以下のような**「割り込みフレーズ」**が効果的です。
| シーン | フレーズ例 |
|---|---|
| 会話の途中で意見を言いたい | “Sorry to interrupt, but…” |
“Can I quickly add something here?” |
| 話題が終わりそうなときに一言 | “Before we move on, I’d like to add one point.” |
| 質問を入れたいとき | “Can I ask something real quick?” |
これらのフレーズを“接続詞”のように使うことで、
英語がスラスラ出てこなくても、「話す場」を自分で作ることができるんです。
💡補足:カメラONと表情も、立派な「発言」
英語がうまく出てこないときでも、うなずきや表情の反応は会話に参加している証拠になります。
Zoomなどの会議では、以下のような「リアクションの型」が役立ちます:
- 頷きながら口パクで「Yeah, I see」
- 驚きに眉を上げて「Oh really?」
- 指を軽く挙げて「I have a point」サイン
言葉だけが「参加」じゃないということを覚えておきましょう。
🌀 ② 通じなかったときの切り返し:恥ずかしがるより、“リトライ力”を
英語会議で一度「ん?」と聞き返されたときに、すごく焦った経験はありませんか?
でも、ここで黙り込むと「話せない人」と見られてしまうことも…。
実は“言い直し”や“言い換え”をする力が、英語圏では高く評価されるんです。
✅ 言い直しのフレーズ例
| 状況 | 言い換え・切り返しフレーズ |
|---|---|
| 相手に聞き返された | “Let me rephrase that.” |
“What I meant was…” |
| 自分の言い方が曖昧だったと感じた | “Sorry, let me explain it a bit differently.” |
| 単語が出てこなかった | “I don’t know the exact word, but it’s like…” |
たとえば、null reference exception って単語が出てこなかったとします。
その場合こう言い換えればOKです:
“There was an error when the object was empty… I think it’s a null value issue.”
完璧じゃなくても、伝えようとする姿勢=プロフェッショナルな態度と見なされます。
🤝 ③ 英語が苦手でもできる!リアクション&相槌表現15選
会議で「話す」ことに加えて、実はとても大切なのが「聞いてる姿勢を見せる」こと。
リアクションがあるだけで、「あ、この人も理解してるな」と思われます。
🔈使える英語リアクション(短くても効果的)
| シチュエーション | リアクション例 |
|---|---|
| 同意・納得 | “Makes sense.” |
“I agree.”
“That’s true.” |
| 驚き・初耳 | “Oh, I didn’t know that.”
“Interesting.” |
| 考え中・少し間をおきたい | “Let me think for a second.”
“Good question…” |
| 自分のターンを取りにいく | “Can I jump in?”
“I’d like to add something.” |
一言でも、しっかりと参加してる雰囲気は伝わります。
そして、その一言が「次の発言」へのスムーズな導入にもなります。
🧪 実践編:実際のミーティングログから学ぶ
以下は、実際に僕が参加した海外の開発会議(リモート)でのやり取り例です。
💻 会議テーマ:バグ報告とデプロイスケジュール
PM:「Did we manage to fix the login issue from last sprint?」
僕:「Yes, we fixed the root cause. It was a null check issue in the view model.」
PM:「Got it. Is it already in staging?」
僕:「Not yet. We’re planning to deploy it tonight.」
PM:「OK, sounds good. Anything else from your side?」
僕:「Just one thing—can we check if the API timeout is still set to 10s? We had some user reports.」
ここで僕が使った小技:
- “Just one thing” → 次の話題を切り出す接続詞
- “We’re planning to deploy it tonight” → 現在進行で伝えることで「今やってる感」を出す
- “User reports” → 自分の意見ではなく「ユーザーの声」として客観性を出す
こんなふうに、“ちょっとした言い回し”を使うだけで、
英語が得意でなくても自然なコミュニケーションができるようになります。
🧠 まとめ:会議中の力は「流暢さ」じゃなく「対応力」
| スキル | ポイント |
|---|---|
| タイミング力 | 「話す場」は自分で作る! 割り込みフレーズを活用しよう |
| 切り返し力 | 通じなくてもOK。リフレーズはプロの証拠 |
| リアクション力 | 短くても反応することで「ちゃんと聞いてる人」になれる |
信頼される非ネイティブとは?評価される「英語会議参加術」
英語で話せるようになっても、
「この人と働きたい」と思ってもらえなければ意味がありません。
今回は以下の3つの視点から掘り下げていきます:
✅ 1. 英語力より重要な「会議後のフォロー力」
✅ 2. 「伝える責任」こそが非ネイティブの最大の武器
✅ 3. 海外で信頼される人の共通点とは?
✅ 1. 英語力より重要な「会議後のフォロー力」
会議中、うまく話せなかったとしても──
その後の対応次第で信頼度は大きく変わります。
たとえば、こんな場面。
🧪 シーン:会議で意見を言えなかったとき
👉 会議後にSlackでこう送る:
“Hi all, I just wanted to clarify my thought on the logging issue we discussed earlier.
I think it might be related to the API’s retry mechanism. Let me know your thoughts.”
この1メッセージだけで、以下の印象を与えられます:
- 内容をちゃんと理解していた
- 自分の考えをきちんと持っていた
- チームに貢献しようという姿勢がある
つまり、「英語が苦手=発言できない」は嘘なんです。
発言できなかったとしても、英語で“伝える”場はたくさんある。
📩 よく使う英語フォローアップ例(そのまま使えます)
| シーン | メッセージ例 |
|---|---|
| 会議中に言いそびれたとき | “Just a quick follow-up on what we discussed earlier…” |
| 自分の理解が正しいか確認したいとき | “Just to make sure I understood correctly, are we going to…” |
| アイデアをあとから共有したいとき | “One more idea came to mind after the meeting—” |
Slack、Teams、メール。どこでもOK。
「フォロー力」こそ、非ネイティブが最も評価されやすいスキルです。
✅ 2. 「伝える責任」こそが非ネイティブの最大の武器
誤解されがちですが、英語ネイティブが全員“分かりやすい話し方”をしているわけではありません。
逆に、英語に不安がある非ネイティブのほうが、
- 事前に話す内容を整理している
- 話す順序に気を配っている
- 曖昧さを避けている
こうした工夫を重ねた結果、「伝える力」が高くなるケースがとても多いんです。
💬 伝える責任とは?
英語が不安だからこそ:
- 相手が理解できる表現を選ぶ
- 構造をシンプルに保つ
- 相手の反応を見ながら調整する
こうした配慮が、結果的にチーム全体のコミュニケーション品質を上げます。
英語力ではなく、伝えようとする設計力と配慮力こそが、非ネイティブの強みです。
📌 補足:伝える設計に役立つ英語構成テンプレート
| 用途 | テンプレート例 |
|---|---|
| 意見を述べる | “I think [結論] because [理由]…” |
| 状況を説明する | “So far, we’ve done [進捗] and the next step is [次の予定].” |
| 懸念を伝える | “One thing I’m concerned about is [問題点]…” |
これを使うだけで、**「わかりやすい人」=「信頼される人」**になれます。
✅ 3. 海外で信頼される人の共通点とは?
最後に、僕自身が海外で働いてきて感じた「信頼される非ネイティブ」の特徴を3つにまとめます。
🌟 特徴1:自分の“得意”を出していく人
英語がネイティブに劣るなら、技術や経験で価値を見せる。
- 「UIまわりなら任せて」
- 「WPFのMVVM構成は得意です」
- 「パフォーマンスチューニングに強いです」
これを英語でシンプルに言えばいい:
“My strength is in UI/UX implementation using WPF.”
“I’ve been focusing on performance optimization lately.”
“話す”ことより“伝わる強み”がある人は、自然と信頼されます。
🌟 特徴2:英語の「できなさ」を武器にする人
“英語が苦手”を言い訳にせず、
むしろ**「伝える工夫をしている人」には、チームが自然と協力的になる**。
- 聞き返すときは笑顔で:“Could you repeat that?”
- 分からないことは堂々と:“Sorry, I didn’t catch that. Can you explain a bit more?”
そうやって、チームの「伝える質」全体が上がる。
🌟 特徴3:話せないときも“何かは伝える”人
会議でうまく話せなくても:
- 表情で反応を示す
- リアクションで理解を見せる
- 後からSlackで補足する
この**「参加し続ける姿勢」**こそが、非ネイティブにとって最も大切な信頼資産になります。
📚 まとめ:あなたは「英語ができない人」ではない。
あなたは、「英語で伝える努力をしているエンジニア」だ。
このVol.5で僕が本当に伝えたかったのは──
**“英語がうまく話せなくても、あなたには伝える力がある”**ということ。
今の時代、翻訳ツールもAIも進化している。
でも最後に残るのは、やっぱり「あなたの伝える意志と構造」です。
✉️ 最後に:これから海外で働くあなたへ
海外でのエンジニアライフは、言語だけじゃなく文化、スピード感、距離感……
すべてが“違うゲーム”です。
でも、自分の強みをきちんと伝え、
失敗してもめげずに参加し続ける人は、どの国でも必ず評価されます。
このシリーズが、その第一歩になれば本当に嬉しいです。

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