今、改めて作るWPFアプリ:UI設計ベストプラクティス2025

  1. それでも、WPFで“新しく作る”という選択
    1. WPFは終わっていない。むしろ“熟し切った設計プラットフォーム”である
    2. 2025年、WPFアプリを作るということ
    3. なぜ「今、WPFアプリを新規で設計する」のか?
      1. ① UI設計の基礎力を再確認したかった
      2. ② 他のUI技術への“設計移植力”を鍛えたかった
      3. ③ 「設計力」をグローバルで語れるようにしたかった
    4. “今、WPFで作る”ために再定義した設計要件
  2. 2025年仕様で再構築するWPF UIアーキテクチャ
    1. 今どきWPFで使うべき設計パターンはこれだ
    2. 🔹 1. “Composable MVVM”:部品単位で設計を完結させる
      1. ✅ 実装例:
    3. 🔹 2. “State-Driven UI”:状態を中心に組み立てる
      1. ✅ 例:
    4. 🔹 3. “Design-Time First”:設計から始める実装戦略
      1. ✅ 実践ポイント:
    5. XAMLの“レスポンシブ設計”はここまでできる
      1. ✅ 対応戦略:
      2. ✅ コード例:
    6. ユニットテストしやすいWPF ViewModel設計の3原則
    7. UXアニメーションも、設計の一部にする
      1. ✅ UXアニメーションの設計方針
    8. 設計の粒度をコントロールする:UI設計レビューの観点
      1. ✅ レビューで共有すべき資料
  3. 実践設計──「2025年型WPFアプリ」を組み立てるリアル例
    1. UI設計を“分解”から始める:プロジェクト構成の骨格
      1. ✅ ディレクトリ構成(抜粋):
      2. 🎯 ポイント:
    2. 状態とUIの“二層モデル”を明示する設計
      1. ✅ 新しいアプローチ:
      2. 🎯 効果:
    3. UI反応性と再利用性の両立:部品設計のキモ
      1. ✅ SearchBoxView.xaml(部品)
      2. ✅ SearchBoxViewModel.cs
    4. 実装しながら“学び直す”:設計レビューで得た発見
      1. 例)海外エンジニアからのレビュー:
    5. テスト可能性とCI/CD:ViewModelの自動テスト戦略
      1. ✅ テスト対象:
      2. ✅ テスト例(NUnit + Moq):
      3. 🎯 効果:
    6. UI設計の再学習を促す「設計辞書」のすすめ
      1. 🎯 こうした記録があることで:
    7. WPFはもう古くない。「設計練習の最強フィールド」だ
  4. WPFから世界へ──設計力を“ポートフォリオ言語”に翻訳する
    1. WPF経験を“英語で価値に変える”視点を持つ
      1. ✅ Before:ただの機能紹介
      2. ✅ After:設計意図が伝わる説明
    2. UI設計を英語ポートフォリオに落とし込む方法
      1. 📁 GitHub構成の工夫
      2. 📄 README.md の例
    3. 英語面接・プロフィールでの“伝え方テンプレ”
      1. 🔹 状態管理の説明
      2. 🔹 再利用部品の説明
      3. 🔹 UI/UX設計の説明
      4. 🔹 設計レビューでのスタンス
    4. 「次世代UI」への設計橋渡し
      1. 💡 MAUIに展開すると…
      2. 💡 Reactに応用すると…
    5. 最後に:WPF設計を再定義する3つの問い
      1. ① なぜその設計にしたのか?
      2. ② 状態はどこにあり、どう変化するのか?
      3. ③ この設計は他の技術でも通じるか?
  5. 🧭 まとめ:あなたのWPFは、“語れる設計”になっているか?

それでも、WPFで“新しく作る”という選択

「WPFアプリをこれから新規で作るんです」
そう言うと、驚かれることもある。

多くの開発者は「今さらWPF?」と疑問を投げかけてくるだろう。
でも、僕はこう思っている。

今だからこそ、**“WPFを知り尽くした目線で、今のユーザー体験に応える設計”**をもう一度やってみたい。
そして、その設計力を他のUI技術にも“持ち出せる武器”にしておきたい。

これは、過去に戻る話ではない。
WPFで再び“攻めるUI設計”を行うという、現在進行形の挑戦だ。


WPFは終わっていない。むしろ“熟し切った設計プラットフォーム”である

確かに、WPFは2006年に登場した歴史あるフレームワークだ。
だが、それはバグもノウハウも洗い出され、UI設計の理論が一巡した状態とも言える。

  • 変化しないAPI
  • 豊富な実装例と実績
  • 完全に理解されたMVVMパターン
  • スタイリングとバインディングの高い自由度

これは、**業務アプリにおける最適な「設計訓練の場」**として、いまだに大きな価値を持っている。


2025年、WPFアプリを作るということ

WPFを取り巻く環境は変化している。

  • .NET 8でのサポート継続(長期的視点での投資価値)
  • Visual StudioによるXAMLツール群の強化
  • MAUIやBlazorでは扱いにくい複雑な業務UIへの適性
  • クライアントアプリのパフォーマンス/オフライン要件の回帰

そして何より、「社内業務アプリケーション」の世界では、WPFは今でも“堅実で信頼されている選択肢”なのだ。


なぜ「今、WPFアプリを新規で設計する」のか?

僕が2025年に入り、あえてWPFアプリを“再設計”しはじめた理由は、以下の3つだった。

① UI設計の基礎力を再確認したかった

ReactやMAUIでは、“コンポーネントを組み合わせる”感覚が強く、設計全体を考える機会が減ってしまう。
一方WPFは、レイヤー分離、状態管理、バインディング、アニメーション、ビヘイビアの設計など、UIの全要素を自分で設計できる

だからこそ、自分の設計力を“解像度高く”見直せるフレームワークだった。

② 他のUI技術への“設計移植力”を鍛えたかった

WPFでしっかりと設計してみると、それをそのままReactやBlazorに持ち込むことができる。

たとえば:

WPFの設計経験ReactやMAUIでの応用
ViewModelの状態分離useState/useReducer構成の最適化
コンポーネントとバインディング分離props/drillを避けた構造化設計
ValidationRuleとCommandフォームバリデーションの抽象化

これはWPFが“古い”のではなく、“抽象化された設計思考の原点”を持っているからこそできること。

③ 「設計力」をグローバルで語れるようにしたかった

WPFは、まだまだ海外企業でも使われている。
だが、技術名だけではなく、「UI設計ができる人材」だと伝えるには、何をどう設計してきたかを説明できる必要がある

それを鍛えるには、設計そのものに深く向き合う必要があった


“今、WPFで作る”ために再定義した設計要件

2025年の今、WPFアプリを新規に設計するにあたって、僕は次の要件を掲げた。

  • レスポンシブ性:単なる解像度対応ではなく、情報密度に応じてUI構成を変化させる設計
  • ユニットテストしやすい構造:ViewModelとロジックの完全分離とモック注入
  • テーマ・スキン変更の柔軟性:ブランドごとのルック&フィール切替
  • コンポーネントの再利用性:1つの画面だけで終わらない構造と責務の分離
  • UI/UXレビューに耐える構成:社内外のデザイナー・PMにも共有しやすい構造と命名規則

これらを満たすことで、「実務性」と「ポートフォリオ性」を両立したアプリに仕立てられる。

2025年仕様で再構築するWPF UIアーキテクチャ

今どきWPFで使うべき設計パターンはこれだ

WPFといえばMVVMパターン。
でも、2025年のUI開発には“純粋なMVVM”だけでは不足している。

理由は明確で、現代のアプリは:

  • コンポーネント化の粒度が細かい(再利用性重視)
  • 状態が非同期かつ複雑(REST, SignalR, IoT対応)
  • UX要件が高度(アニメーション、マルチスキン、アクセシビリティ)

これに応えるために、WPFでは以下の進化系パターンやアーキテクチャ技法を取り入れる必要がある。


🔹 1. “Composable MVVM”:部品単位で設計を完結させる

従来のMVVMは、1画面=1ViewModelの構成が多かった。
でも、今は**「UIの再利用」が価値を生む時代**。

✅ 実装例:

  • 各セクション(例:ヘッダー、サイドメニュー、フォームエリア)を
     UserControl + PartialViewModelとして独立管理
  • 依存関係をDIで注入し、親子ViewModelの密結合を避ける
  • サブコンポーネントもテスト可能にするため、ICommandINotifyPropertyChangedを徹底

設計ポイント:

  • FormSectionViewModelDialogViewModelを量産できると、UIは“組み合わせ設計”で回る
  • ユニットテストも部品単位ででき、CI/CDも強くなる

🔹 2. “State-Driven UI”:状態を中心に組み立てる

MVVMでもっとも見落とされがちなのが状態設計

  • 単純なプロパティのOn/Offではなく、**状態の遷移モデル(State Machine)**を意識
  • enum + state contextRecord型で、状態変化を明確に追える設計へ

✅ 例:

public enum FormState
{
Idle,
Editing,
Saving,
Error
}

public record FormStatus(FormState CurrentState, string? ErrorMessage);

UIはこのFormStatusをバインディングし、状態ごとの表示・アクション制御を担う。


🔹 3. “Design-Time First”:設計から始める実装戦略

今どきのWPF開発では、“コードを書く前に設計する”のが勝ちパターン

✅ 実践ポイント:

  • DesignTimeData.jsonDesignTimeViewModelで、Figmaなしでも仮UIを設計
  • DataContextにモックデータを差し込むことで、XAMLデザインとViewModelの整合を高める
  • デザイナーツール(Blend, VS Designer)での「見た目→設計逆算」が可能に

XAMLの“レスポンシブ設計”はここまでできる

Webほどではないが、WPFにもレスポンシブ対応の知恵と工夫はある。

✅ 対応戦略:

要素対応方法
ウィンドウサイズ変更ViewBoxGridLength="Auto, *"VisualStateManager
解像度に応じたレイアウト切り替えDataTrigger + ActualWidthで表示構成の変更
DPI対応.NET Core WPF 以降は自動対応、UI要素の最小サイズを意識

✅ コード例:

<VisualStateManager.VisualStateGroups>
<VisualStateGroup x:Name="WindowStates">
<VisualState x:Name="Narrow">
<VisualState.StateTriggers>
<AdaptiveTrigger MinWindowWidth="500"/>
</VisualState.StateTriggers>
<VisualState.Setters>
<Setter Target="Sidebar.Visibility" Value="Collapsed"/>
</VisualState.Setters>
</VisualState>
</VisualStateGroup>
</VisualStateManager.VisualStateGroups>

ユニットテストしやすいWPF ViewModel設計の3原則

  1. 依存注入を前提にViewModelを作る
    • HttpClient、NavigationServiceなどはすべてインタフェースで注入
    • コンストラクタの責務を限定
  2. UI状態を“切り出す”
    • FormStateIsBusyIsErrorStatusMessageなどは専用クラスにまとめてバインドすることで、テストもしやすくなる
  3. ビヘイビアはCommandに閉じ込める
    • UIイベントの処理はすべてICommand内に集約し、トリガーから独立させる

UXアニメーションも、設計の一部にする

WPFにはStoryboardやTrigger、VisualStateManagerがあり、UX向上のための表現がまだまだ有効。

  • 遅延表示(フェードイン):ユーザーの注意を誘導
  • エラー入力フィードバック:一瞬のシェイクで誤入力に気づかせる
  • ローディングインジケータの制御IsBusy状態に連動

✅ UXアニメーションの設計方針

<Storyboard x:Key="FadeInStoryboard">
<DoubleAnimation Storyboard.TargetProperty="Opacity"
From="0" To="1" Duration="0:0:0.3" />
</Storyboard>

“UIの反応”は設計項目である。ユーザー体験をガイドする設計に組み込むべき。


設計の粒度をコントロールする:UI設計レビューの観点

最後に、チームで設計レビューをする前提でのUI設計についても触れておきたい。

✅ レビューで共有すべき資料

  • UIコンポーネント構成図(XAMLツリー図)
  • 状態遷移チャート(主要ViewModel単位)
  • DataTemplate構成一覧(再利用可視化)
  • バインディングマップ(どのViewがどのVMプロパティに依存しているか)

これを揃えることで、WPFは「属人技術」から「再利用可能な設計資産」へと昇華する。

実践設計──「2025年型WPFアプリ」を組み立てるリアル例

UI設計を“分解”から始める:プロジェクト構成の骨格

まず僕は、従来の“1画面=1ファイル”のような構造ではなく、責務単位の分割からUIを設計し直した。

✅ ディレクトリ構成(抜粋):

📂 MyApp.UI
├── Views
│ ├── DashboardView.xaml
│ ├── UserFormView.xaml
│ └── Components
│ ├── SearchBox.xaml
│ └── Sidebar.xaml
├── ViewModels
│ ├── DashboardViewModel.cs
│ ├── UserFormViewModel.cs
│ └── Components
│ ├── SearchBoxViewModel.cs
│ └── SidebarViewModel.cs
├── Models
│ └── UserModel.cs
├── States
│ ├── UserFormState.cs
│ └── UIFlowState.cs

🎯 ポイント:

  • Components フォルダでUI部品を明確に区切る
  • 各 ViewModel が状態 (State クラス) を扱い、UIの構成と動的振る舞いを分離
  • DI コンテナ(SimpleInjector など)を使って ViewModel 間の依存を注入管理

状態とUIの“二層モデル”を明示する設計

従来のWPFでは、bool IsBusy や string ErrorMessage を ViewModel にベタ書きしていた。
しかし、それでは状態が散らばり、UXの整合性が保てない。

✅ 新しいアプローチ:

public record UserFormState(
bool IsBusy,
bool HasError,
string? ErrorMessage,
string CurrentStep
);

ViewModel側ではこの状態をラップし、INotifyPropertyChanged として UI に渡す。

public class UserFormViewModel : ViewModelBase
{
public UserFormState State { get; private set; }

public async Task SubmitAsync()
{
State = State with { IsBusy = true };
// 処理...
State = State with { IsBusy = false };
}
}

🎯 効果:

  • 状態の変更履歴が追いやすくなる(DIでMockしやすい)
  • UIの条件分岐が単純になる(DataTriggerやVisualStateManagerとの相性◎)

UI反応性と再利用性の両立:部品設計のキモ

WPFの柔軟なバインディングと XAML 構成力を使えば、「再利用できるUI」が可能。
ここでは、よくある“検索ボックス”を例に設計してみた。

✅ SearchBoxView.xaml(部品)

<TextBox Text="{Binding Query, UpdateSourceTrigger=PropertyChanged}" />
<Button Content="Search" Command="{Binding SearchCommand}" />

✅ SearchBoxViewModel.cs

public class SearchBoxViewModel
{
public string Query { get; set; }
public ICommand SearchCommand { get; }

public SearchBoxViewModel(ISearchService service) { ... }
}

このように、UI要素と責務(検索)の分離を徹底しておけば、ダッシュボードにも、ユーザーフォームにも流用可能。


実装しながら“学び直す”:設計レビューで得た発見

このアプリは、ポートフォリオ兼業務効率化用に社内でも共有され、コードレビューを英語で受ける機会も多かった
そこで得たのが、“設計の意図を明示すること”の重要性だった。

例)海外エンジニアからのレビュー:

“Why did you separate the UI state into its own record? It seems verbose.”

これに対して僕はこう答えた:

“Because we expect state transitions to grow as the form evolves.
Using a record structure allows us to manage state immutably and consistently.”

結果、「なるほど、それは堅実な設計判断だ」と評価された。


テスト可能性とCI/CD:ViewModelの自動テスト戦略

このWPF設計のもう1つの柱がテストファースト

✅ テスト対象:

  • ユーザー操作 → 状態変化(State更新)
  • 非同期処理後のエラーハンドリング
  • 状態に応じたコマンド有効/無効の切替

✅ テスト例(NUnit + Moq):

[Test]
public async Task SubmitAsync_ShouldSetIsBusyToTrue()
{
var vm = new UserFormViewModel(MockService());
await vm.SubmitAsync();
Assert.IsFalse(vm.State.IsBusy);
}

🎯 効果:

  • UI操作の裏側にある設計判断を明文化できる
  • 海外チームでも自動テストのレビューがしやすい

UI設計の再学習を促す「設計辞書」のすすめ

僕はこのプロジェクトを通じて、“設計の選択”をすべてNotionで記録した。

機能設計意図選択した手法
入力フォームの検証Viewとの責務分離IDataErrorInfo + Service層
多段階フォーム構造ステップごとの状態明示FormStep enum + State Object
非同期エラーハンドリングUI操作中の混乱防止CommandLocking + LoadingOverlay

🎯 こうした記録があることで:

  • 面接での「なぜこの設計にしたか?」に即答できる
  • 他フレームワーク(MAUI, Blazor)に設計を移植しやすい

WPFはもう古くない。「設計練習の最強フィールド」だ

今のWPFは、“技術名としての旬”は過ぎているかもしれない。
でも、設計力・UI構造・状態管理の実践場としては、最適解に近い

  • View層とロジックの分離
  • 状態を意識したUXの設計
  • 再利用可能な部品構造の実装
  • それを英語で語る力をつける

WPFを使ってこれらを身につけたことは、どんなモダンUI技術にも応用できると、実感している。

WPFから世界へ──設計力を“ポートフォリオ言語”に翻訳する

WPF経験を“英語で価値に変える”視点を持つ

WPFアプリを今あらためて設計・構築することの意味は、
「ただアプリを完成させること」ではない。

それは、設計の引き出しを整理し、構造化して、英語で語れる形に変える訓練でもある。

なぜか?
UIアーキテクチャは、どんな国でも通じる“技術思想”の共通言語だからだ。

たとえば、以下のように英語で明快に説明できるかどうかで、あなたの設計力は“ローカルスキル”から“グローバルスキル”へと進化する。


✅ Before:ただの機能紹介

“This app has a user registration form with input validation and search features.”

✅ After:設計意図が伝わる説明

“This WPF application showcases form design with isolated validation logic, reusable components, and centralized UI state control — a structure easily portable to MAUI or React environments.”

この違いは、設計を語れるか否かだ。


UI設計を英語ポートフォリオに落とし込む方法

📁 GitHub構成の工夫

📂 MyWpfPortfolioApp
├── README.md
├── Architecture.md
├── Components/
│ ├── SearchBox/
│ └── StepForm/
├── States/
├── ViewModels/
├── Tests/
└── Docs/
├── DesignDecisions.md
└── StateDiagram.png

📄 README.md の例

# WPF Portfolio App – UI Architecture Showcase

This project demonstrates my approach to UI design and architecture using WPF in 2025.
The focus is on:

- Component-based MVVM architecture
- Explicit state modeling
- Testable ViewModels with injected services
- Responsive layout using XAML techniques
- UX enhancements via animation and transitions

### Target Scenario

A user management system with a step-based registration form, stateful interactions, and component reuse.

### Architecture Highlights

- Form state modeled as immutable record (FormState.cs)
- SearchBox as an independent, testable MVVM component
- XAML-based visual state transitions for dynamic UX
- State-first design enabling test coverage before UI implementation

英語面接・プロフィールでの“伝え方テンプレ”

設計の良し悪しを直接問われるケースは少ないが、「その設計判断、なぜそうしたの?」という質問は必ずくる。
以下は、そうしたときに使える説明テンプレート

🔹 状態管理の説明

“I structured UI logic around explicit state models using record types.
This helped reduce complexity and made unit testing more predictable.”

🔹 再利用部品の説明

“I built independent components like SearchBoxViewModel with injected services,
which can be reused across different views with minimal modification.”

🔹 UI/UX設計の説明

“I used VisualStateManager and animation storyboards for user guidance,
ensuring the interface provides clear feedback and transitions.”

🔹 設計レビューでのスタンス

“Each design decision is documented and tied to a user scenario or scalability requirement.
I also welcome async peer reviews to validate architectural choices.”


「次世代UI」への設計橋渡し

このWPFアプリは、単なるゴールではなく、**他技術へと繋がる“設計の出発点”**でもある。

💡 MAUIに展開すると…

  • ViewModelはほぼそのまま移植可能(DI、状態設計も同様)
  • XAMLのスタイルは異なるが、Visual State や Command バインディングは引き継げる
  • アニメーションは MAUI の VisualStateManager で類似の構成に

💡 Reactに応用すると…

  • useReducer による状態遷移管理が FormState 設計と一致
  • コンポーネント分割の考え方が共通(責務分離・再利用志向)
  • custom hook = ViewModel 的な設計パターンを再現可能

つまり、**WPFの設計力は、技術を超えて“持ち運べる武器”**になる。


最後に:WPF設計を再定義する3つの問い

このVol.7で描いてきたように、今あらためてWPFアプリを作ることで、僕自身のUI設計力は以下の問いで再定義された。


① なぜその設計にしたのか?

→ 意図を説明できることが、設計者の証明になる。

② 状態はどこにあり、どう変化するのか?

→ UIの振る舞いを説明するために、状態モデルが必要だ。

③ この設計は他の技術でも通じるか?

→ “再利用できる構造”こそが、キャリアを支える資産になる。


🧭 まとめ:あなたのWPFは、“語れる設計”になっているか?

  • 技術名だけではなく、「設計の工夫」「選定理由」「構造の工夫」を言語化しよう
  • WPFだからこそ実現できる“全方位的UI設計”を、ポートフォリオに残そう
  • それを英語で話す練習を通じて、“設計アーキテクト”としての視座を持とう

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