動き出す前に知っておいてよかったこと
海外で働く──それは、ただ「仕事を辞めて別の国で再スタート」というほど単純ではありません。特に、C#/WPFを使って設計開発をしてきたあなたが、次のキャリアを“海外”で描こうとしているなら、「技術」だけでなく「手続き」「準備」「情報収集」の面でもしっかり備えておくことが、後から振り返って「ああ、知っててよかった」と胸を張れる要素になります。
今回は、あなたのように “WPFで設計開発を主にしてきたITエンジニア” が海外勤務を目指すにあたって、「動き出す前に押さえておくべき“第一歩”」を僕の実体験も交えてお伝えします。これを起点に、次回以降「承・転・結」として本格的な準備、壁にぶつかった瞬間、そして実際の働き始めてからの“気付き”へと続けていきます。まずは「起:動き出す前に知っておいてよかったこと」です。
なぜ“ただ応募する”ではダメか
僕が初めて海外の開発拠点に出向したとき、「スキルはなんとかなる、書類もなんとかなるだろう」と軽く考えていたら、思いのほか“手続き”と“情報のギャップ”でかなり焦りました。例えば、ビザ申請のタイミング、現地の資格認定、言語/文化の違い、ネットワーキングの重要性。これらに対して「いつ、何を、どこまで準備するか」がぼんやりしていたのです。
また、海外の企業が「WPF?そもそも使ってるの?」という国・地域もあって、僕の強みがそのまま伝わらないという苦い経験もしました。だからこそ、動き出す前に「自分の“武器”と“環境”をすり合わせておく」ことが重要です。
“知っておくべき”3つのポイント
- 信頼できる情報ソースを確保する
海外で働くためのビザや手続き、労働環境を知るには“政府公式サイト”が強い助けになります。例えば、ドイツの場合、Make it in Germanyという外国人の熟練専門職向け公式ポータルがあり、求人、ビザ、生活全般が整理されています。(make-it-in-germany.com) また、英国ではIT/エンジニアリング職のための技能移民ビザ制度について、UK Home Officeが「Professionals in IT and Engineering」というレビューを出しています。(GOV.UK) 僕も、最初このような政府ポータルを見ておくことで「どの国が自分にマッチしそうか」「どんなビザが必要か」の大まかな見通しを立てられました。 - スキル評価・資格認証・ネットワーキングを“事前に”動かしておく
海外就職では、「学歴/職歴は本当に認められるか?」「開発スキルは現地でどのくらい価値があるか?」「現地の技術トレンドは?」「誰か知人・紹介先がいるか?」といった準備があると大きな武器になります。- 自分のC#/WPF開発実績を整理し、英語で説明できるようにしておく。
- 学位・職歴証明を英語または現地言語で用意し、必要があれば認証機関での評価を調べる。
- LinkedInや業界イベント、オンラインミートアップで「自分が海外で働きたい」という意図を発信し、ネットワークを少しずつ構築しておく。
- “WPFを使ったUI設計/アプリケーション構築”というあなたの強みを、英語で「What I did」「What value I brought」「What I can bring overseas」という形で整理しておく。
僕も初めての応募前に「自分の設計・開発実績を2分で英語で語れるようにしておこう」と準備していたおかげで、面接でスムーズに掘られたときに焦らずに話せました。
- “どこの国/どんな制度”が自分に向いているか大枠を掴んでおく
“海外勤務”と言っても、国によって条件(ビザ、給与、言語、エンジニア需要など)が大きく異なります。例えば上記UKの資料では、IT・エンジニアリング職であっても「一定額以上の給与」と「認められた雇用主」という条件があると説明されています。(GOV.UK) ドイツのポータルでも「IT専門職」「学位や経験」の認定項目、査定制度、ビザ種類について細かく書かれています。(make-it-in-germany.com) つまり、自分が「C#/WPFで設計開発」という領域で“通用するかどうか”を知るために、「その国で私の技術トレンドがどう扱われているか」「その国のビザ制度/技術認定制度はどうなっているか」を初動で把握しておくと、挑戦のハードルがグッと下がります。
実体験からの“ちょっとした気付き”
ネットワーキングを始めていたおかげで、現地の日本人エンジニア・コミュニティに非公式に参加でき、実際の働き方・文化・休日の過ごし方などリアルな情報を事前に聞けたのが非常に役に立ちました。だから“技術だけ”でなく“現地に住む/働く”とは何かも少しだけ知っておくとイメージが湧きます。
面接で「他の言語でもいいから、Windows以外のプラットフォーム経験ありますか?」と聞かれた時、WPFだけでなく「.NET Core/Cross-platform GUI」「Webフロントも一部関わった」という言葉が助けになりました。つまり、強みを特化しつつ“広がり”も示せると安心です。
書類を整えて「あとで提出」という段階で進めていたら、ビザ申請で“証明書類の和訳・認証”が必要で、想定より時間がかかりました。だから、「提出までに何をいつまでに終わらせるか」のスケジューリングも初動で立てておくと楽です。
応募・交渉・契約までの準備
いよいよ「海外で働く」という目標に向かって、具体的に動き出すフェーズです。
この段階で多くの人が最初につまずくのが、「応募しても返事が来ない」「面接までたどり着けない」「契約条件が思っていたのと違う」といった“ギャップ”。
僕自身も最初の頃は、書類選考の時点で何度も落ちていました。けれど今振り返ると、その原因の多くは“準備不足”と“情報の取り方の違い”にありました。
ここでは、僕が海外でのエンジニア応募を通して気づいた「これをやっておくと通過率が上がる」「交渉がスムーズになる」3つのポイントを紹介します。
1. 英文レジュメとLinkedInの「見られ方」を理解する
まず最初に直面するのが、“履歴書文化の違い”です。
日本では職務経歴書に「会社名・期間・担当業務・成果」を詳細に書くのが一般的ですが、海外では“成果とインパクトを簡潔に”が基本です。
僕も最初は日本式の「担当業務」を並べて提出していましたが、ほぼ音沙汰なし。
その後、海外の同僚に見てもらいながら下記のように変えたら、面接率が一気に上がりました。
💡改善ポイント例:
- ❌ Before:
「WPFアプリのUI設計、機能追加、バグ修正を担当。」 - ✅ After:
「Designed and developed responsive WPF UI for enterprise clients, improving load time by 30% and user satisfaction rating by 25%.」
つまり、「自分が何をしたか」ではなく、「どんな価値を出したか」を伝える。
これはLinkedInプロフィールでも同じで、職歴欄に“数値・改善効果”を一文添えるだけで印象がガラッと変わります。
また、LinkedInでは採用担当者が「特定キーワード」で検索しています。
たとえば“WPF Developer”だけでなく、“C# Desktop Engineer”, “.NET UI Specialist”, “MVVM Pattern”, “XAML UI Designer”など、自分のスキルを多面的に登録しておくと見つかりやすくなります。
僕はこれを意識してプロフィールを刷新した後、イギリスとオーストラリアの採用担当から直接メッセージをもらえるようになりました。
📘 参考:
2. 面接は“英語の試験”ではなく“協働力のテスト”
海外企業の面接は、英語力よりも“チームでどう働くか”を見ています。
僕が印象的だったのは、技術質問よりも「How do you handle conflicts in your team?」という質問を重視されたこと。
最初は「英語が拙くて伝わらない」と焦りましたが、彼らが見ていたのは英語の文法ではなく、考え方と態度でした。
✅ 僕が意識したポイント:
- 英語が完璧でなくても、考えを「構造的」に話す
(例)“In my previous project, we faced ~. I proposed ~. The result was ~.” - わからない質問は、“Good question. Let me think for a second.”で時間を作る
- 相手の言葉を聞き取れなかったら、“Could you please rephrase that?”で丁寧に返す
特に技術面接では「WPFでどうMVVMを実装したか」「UIスレッドと非同期処理をどう管理したか」など、自分の得意分野を英語で“語れる”準備があると強いです。
僕の場合、事前に自分のコードを英語で解説する練習(たとえばGitHubのREADMEを英語で書き直す)をしていたのが効果的でした。
また、海外企業の多くは「カルチャーフィット」も重視します。
日本のように“和を乱さない”よりも、“意見を持って話せる人”が評価されるので、面接では「I believe」「From my experience」「In my opinion」など、自分の考えを主語で語る練習をしておくと良いです。
📘 参考:
3. 契約条件の“読み方”と“交渉の仕方”
いざ内定をもらうと、次に待っているのが契約書。
ここでも、日本とは全く違う常識に戸惑いました。
僕が特に驚いたのは、「雇用形態の種類」と「給与表記の違い」。
海外では“Permanent(正社員)”と“Contractor(契約社員)”の境界が曖昧で、契約社員でも高収入・柔軟勤務なケースもあります。
契約を受け取ったときに必ずチェックすべきポイント:
- Salary(給与): 年俸か月給か。Gross(税引前)かNet(手取り)か。
- Notice Period(退職予告期間): 通常2週間〜1ヶ月。日本より短い。
- Relocation Support(渡航・引越しサポート): 企業が負担してくれるケースもある。
- Health Insurance / Pension(保険・年金): 国によって条件が異なる。
- Work Authorization(労働許可の扱い): スポンサー企業か、自己申請が必要か。
特に“ビザサポート”は契約の肝です。
僕は一度、内定後に「ビザサポートは自己負担」と判明して辞退したことがありました。
なので、面接の最終段階で“Does this position include visa sponsorship?”と必ず確認するのがおすすめです。
交渉も恐れずに行ってOKです。
「Could we discuss the relocation allowance?」「Is there any flexibility on the salary range?」など、丁寧に聞けば印象は悪くなりません。むしろ“自己主張できる人”としてプラス評価になります。
📘 参考:
- gov.uk:Employment contracts and conditions
- make-it-in-germany.com:Visa and job offers for IT specialists
実体験からの“得する気付き”
契約交渉は“タイミング”が命。
オファーをもらってすぐではなく、「Thank you for the offer. May I take a day to review the details?」と一息置くと、相手も柔軟に応じやすいです。
英語が完璧でなくても、“誠実な対応”が最大の武器。
僕が内定を得たとき、採用マネージャーに言われた言葉が「You are honest and willing to learn. That’s more important than perfect English.」でした。
LinkedInで応募前に“人を通じて”企業を知る。
投稿をいいね・コメントすることで「この人、興味があるんだな」と覚えてもらえることがあります。僕は実際に、コメントからメッセージに発展し、そのまま推薦してもらえたこともありました。
現地でのギャップとカルチャーショック
ついに海を渡り、憧れの海外エンジニアライフが始まる――。
出国前はそんな期待で胸がいっぱいでした。
でも、現実は想像以上に“言葉の壁”と“文化のギャップ”に打ちのめされる毎日。
最初の数週間は、正直「英語ができないエンジニアなんて、ここにいていいのか?」と本気で悩みました。
ただ、そこから見えてきたのは、「完璧じゃなくても戦える場所」が確かにある、ということ。
この章では、僕が実際に現地で経験した3つの“ギャップ”と、それをどう乗り越えたかを紹介します。
1. 「Yes, I understand.」の本当の意味が違った
初出社の日。
上司からタスクの説明を受けたあと、「Do you understand?」と聞かれ、
僕は反射的に「Yes, I understand.」と答えました。
…でも、翌日。
レビューで「I thought you understood, but this is not what we expected.」と厳しく言われたのです。
当時の僕は、“理解した”というよりも「だいたいの方向は分かった」というつもりで“Yes”と言っていました。
しかし海外では、“Yes”は「完全に理解し、すぐ実行できる状態」を意味します。
つまり、“なんとなくわかった”で“Yes”を言うと、相手は「もう説明はいらない」と判断してしまう。
この経験から学んだのは、“曖昧な理解”をそのままにしない勇気。
今では次のように答えるようにしています。
💬 実践フレーズ:
- “I think I got the main idea, but could you please clarify this part?”
- “Let me repeat to make sure I understood correctly.”
- “I understood the overall concept, but I need to check some details later.”
これを言うだけで、相手も「ちゃんと確認してるな」と感じてくれて、信頼関係が深まります。
“通じない”よりも、“通じたふり”が一番危険。これが現場で痛感したことでした。
2. 「沈黙=考えてる」ではなく「意見がない」と思われる
日本では、会議中に少し黙って考える時間がありますよね。
でも海外では、沈黙は「意見がない」と判断されることが多い。
最初のチームミーティングで、僕は上司の提案を聞きながら考えを整理していたら、すぐに“Any thoughts?”と聞かれました。
そこで「まだ考え中」と言ったら、彼は少し苦笑してこう言いました。
「In this team, silence means you agree. So if you have something, say it out loud.」
つまり、“発言すること”が前提文化なんです。
それ以来、僕は発言のテンプレートを自分の中で用意しておきました。
💬 実践フレーズ:
- “I see your point. One concern I have is…”
- “I agree in general, but maybe we could also try…”
- “I’m not sure yet, but my first thought is…”
これらの一文を口にするだけで、“黙っている人”から“積極的に考えている人”に見られるようになりました。
英語がうまくなくても、「意見を持っている」という姿勢が伝われば、チーム内の存在感は確実に変わります。
3. 「コードは共通言語」ではあるけれど、“文化”は共通じゃない
技術的には通じても、働き方の“文化”は国によってまったく違いました。
たとえば、日本ではレビューで細かい改善指摘をすると「丁寧だな」と思われますが、
海外では“micromanagement(細かすぎる管理)”と受け取られることがあります。
僕が新人メンバーのPull Requestに細かくコメントをつけたとき、
「I appreciate your feedback, but maybe we can discuss the key issues first.」と言われてハッとしました。
彼らにとって“レビュー”は「育成」ではなく「対話」。
指摘よりも“議論”を重視するのです。
以来、僕はレビューの書き方を変えました。
💬 Before(日本式)
“この変数名はわかりにくいので、修正してください。”
💬 After(海外式)
“I think this variable name could be more descriptive. What do you think about ‘customerStatus’ instead?”
命令ではなく、提案。
意見ではなく、対話。
このスタイルに変えただけで、チームの雰囲気が驚くほど柔らかくなりました。
4. 「英語力」よりも「信頼構築力」がキャリアを左右する
僕が働いた海外の開発現場では、同僚の国籍は十カ国以上。
アクセントも言い回しもバラバラです。
でも、誰も“ネイティブ英語”で話そうとしていません。
大事なのは「お互いに伝えようとする姿勢」。
僕のつたない英語でも、「I might not explain well, but here’s what I mean」と正直に言うと、
ちゃんと聞いてくれる仲間が必ずいました。
ある日、同僚がこう言ってくれました。
“Your English is not perfect, but your code and attitude are. That’s what matters.”
その瞬間、「完璧な英語じゃなくても、ちゃんと伝わる」と心から思えたんです。
それ以降、僕は「言葉」よりも「信頼」を積み上げることに注力しました。
結果的に、チームの中で任される範囲も広がり、設計レビューやプレゼンの機会も増えていきました。
5. “違い”を恐れず、“違い”を楽しむマインド
カルチャーショックの連続だったけれど、
振り返れば、その“違い”こそが自分を成長させてくれたと感じます。
- 日本では「丁寧に確認する」が正解でも、海外では「まず意見を出す」が評価される。
- 日本では「謙遜」が美徳でも、海外では「自己主張」が信頼を生む。
- 日本では「空気を読む」ことが重視されるけれど、海外では「空気を変える」人がリーダーになる。
最初は違和感ばかりでした。
でも、「どちらが正しい」ではなく「どちらの価値観で今は動いているのか」を理解することで、
仕事がぐっとやりやすくなります。
僕がいつも意識していたのは、
“Be curious, not judgmental.”(判断せず、まず興味を持つ)
このマインドを持つことで、文化の壁は“学びの入り口”に変わりました。
実体験からの“得する気付き”
“言葉のミス”よりも“態度のミス”が問題。
多少英語を間違えても、誠実に相手をリスペクトしていれば伝わります。
「完璧に理解しよう」よりも、「分からないと言える」勇気を。
わからないことを素直に聞ける人のほうが、最終的に信頼されます。
「沈黙」ではなく「一言リアクション」を。
“Good point.” や “Interesting.” の一言で会話の流れが生まれます。
Your Next Steps: Actionable Advice – 結
正直、海外でエンジニアとして働く準備って、やってもやっても「これで十分かな?」って不安になるんですよね。
僕自身、最初は英語よりも「どの手続きから始めたらいいの?」っていう部分で何度も足踏みしました。
でも、今だからこそ言えるのは、「正しい情報」と「つながり」を早めに持っておくこと。
これさえできれば、どこの国でもスタートラインに立てる、ということです。
1. 最後にもう一度整理しておきたい、3つの“次の一歩”
ここまでいろんな情報や手順を紹介してきましたが、まずは落ち着いて、自分の“次のアクション”を明確にしましょう。
僕が実際にやって「これは間違いなかった」と思う3つを改めて整理します。
① Skills Assessment(スキル審査)を早めに進める
これは、思っている以上に時間がかかります。
たとえばオーストラリアなら ACS(Australian Computer Society)、カナダなら WES(World Education Services) など、審査機関によって必要な書類も違います。
自分の職歴・学歴・証明書類をすべて英語化して提出するのですが、これが結構骨が折れる。
👉 コツ:
- 日本の会社での職務内容を英語で説明できるようにしておく(できれば業務内容を英語レジュメにまとめる)
- 大学や専門学校の英文成績証明書は早めに依頼する
- 「職歴証明書」は人事に英語で発行してもらう(英文テンプレを自作して渡すのが確実)
時間的に見ても、最低でも1〜3か月は余裕を見ておくのが正解です。
② Networking(人脈づくり)を小さく始める
SNSでもいいし、LinkedInでもいい。
たとえば「海外で働く日本人エンジニア」のコミュニティに入っておくと、リアルな情報が手に入ります。
僕も最初は、LinkedInで同じ業種の人にメッセージを送るところから始めました。
いきなり「求人ください!」じゃなくて、
“Hi, I’m a C# WPF developer in Japan, and I’m preparing to work abroad. I’d love to learn from your experience.”
といった軽い挨拶からでもOK。
実際、そこから繋がった人が面接のコツを教えてくれたり、現地の求人情報をシェアしてくれたりしました。
③ Government Websites(公式情報)をブックマーク
Googleで出てくるブログ情報って便利だけど、たまに古いケースもあります。
だからこそ、「最後の確認は必ず政府サイトで」。
僕が今もチェックしているのはこのあたりです:
- Australian Government – Skilled Migration
- Government of Canada – Express Entry
- U.S. Department of State – Work Visas
- New Zealand Immigration
各国の制度は年ごとにアップデートされます。
ビザ条件、職種リスト、年収基準などは必ずここで最新をチェックしましょう。
2. 僕が後悔した“やらなかったこと”と、その教訓
振り返ると、一番の後悔は「行動を先延ばしにしたこと」です。
情報を集めてはいたけど、「準備が完璧になってから出そう」と思ってしまったんですね。
でも実際は、完璧なタイミングなんて来ない。
動きながら修正していく方が、圧倒的に早く進みます。
英語に自信がなくても、スキルに不安があっても、
「自分の市場価値を確かめてみる」ことからでいいんです。
たとえば僕は、最初にLinkedInで英語レジュメを公開したとき、
「海外のリクルーターから本当に連絡来るのかな?」と思っていました。
でも、投稿して3日後にオーストラリアのエージェントからメッセージが来たんです。
その瞬間、「あ、行けるかもしれない」と一気に世界が広がりました。
3. 今すぐできるアクション:Check List
最後に、この記事を読んだ今からでもできることをまとめました。
あなたの“次の一歩”にぜひ活用してください。
| アクション | 目的 | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| LinkedInプロフィールを英語で更新 | 海外リクルーターの目に留まる | 1日 |
| WES / ACS のサイトで必要書類を確認 | 資格審査の準備 | 30分 |
| 政府ビザサイトをブックマーク | 最新情報の取得 | 10分 |
| 現地の日本人エンジニアコミュニティに参加 | 生の体験談を得る | 1日 |
| 英文職歴書テンプレを作成 | 転職・申請両方に使用可 | 1〜2日 |
4. 最後に:あなたのストーリーをシェアしよう
海外で働くというのは、単に場所を変えることじゃなくて、
自分の可能性を“世界サイズ”に拡張することだと思います。
僕がこの記事を書いているのは、
「数年前の自分にこれを伝えてあげたかったから」。
もしあなたが今、海外挑戦を考えているなら、
まずは一歩踏み出してみてください。
そして、もしこの記事が少しでも役に立ったと思ったら――
ぜひコメントで、あなたの「ビザ準備ストーリー」や「次にやること」を教えてください。
同じ道を歩む仲間たちにとって、それが大きな励ましになります。

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